いつもは大物猟中心の私ですが、実家に鳥猟犬を飼っているのでたまには鳥撃ちに出猟!
この日は日中も池に張った氷が融けない程に気温が下がっています。

「氷が張るほど気温が下がると、鴨も水面に閉じ込められる危険性があってゆっくり休めないので池にはいない」
と親父。
今日はゆっくりとキジを攻めるかね~、と思いつつも鴨肉大好きなので鴨も攻めます(笑)。
池が凍るこんな日の鴨は海か川にしかいないのですが、この日は猛烈な時化だったので川にしかいないはず…。
しかし川にいる鴨は難敵です。
半矢で潜られると流れに乗ってどこまで行くか分からないので回収はほぼ不可能に近いし、上手く仕留めてもドンドン下流に流されてしまうのです。
しかしこんな時こそが鳥猟犬持ちハンターにとってチ~ャンス♪
川に落としてもイングリッシュポインターのミックとブリタニースパニエルのジャンがわけもなく回収してくれるからです。

マガモ(♀)回収中のジャン。

回収途中にジャンに獲物を奪われたミック(笑)。
「寒さに弱い」と言われるポインターですが、普通に水の中にも飛び込んで行きます。

マガモ(♂)回収中のジャン。
キミは全く寒さをものともしないね。
まったく誰に似たんだか…(笑)。
キジも攻めますが、猟期終盤のヒネたキジに早立ちされたり走られたりでゲット出来ず…。
でも鴨は真鴨とカルガモを合わせて4羽ゲット。

我が家ではずっと何頭もの猟犬を飼ってたのですが、急病で愛犬を亡くしてしまって犬のいないシーズンが1年だけありました
「あの猟期は本当に大変だった…。キジは全く獲れないし、鴨を撃っても回収に手間取って例年の四分の一にも満たない猟果だった。
それに何よりとても寂しいんだ。猟犬を連れずに山に行って初めて、自分がどれだけ山の中で猟犬に話しかけているのかが分かった…」
と、親父が昔話をしてくれます。
そっか、そうだよね。
実際に自分が狩猟を始めて猟犬を連れて猟に行くと、いつも猟犬の動きを見ているし、ミックやジャンもこちらの動向を気にしてチラチラと視線を送ってくるのが分かります。
「こちら側のブッシュにキジが居そうなの。探してくれるかい?」
「うん、わかった」
「仕留めた鴨が対岸を流れているんだ。わかる?」
「まかせて!」
実際に口にすることもあれば、アイコンタクトだけの時もあります。
最後にキジの寝屋攻めをして本日は終猟。
さあ、そろそろ帰ろう。
今日もよく頑張ってくれたね♪
ピイィ~~~ッ!
その日最後の犬笛を吹くとまだまだ元気いっぱいの様子で駆け寄ってきます。
楽しかった。また一緒に猟に行こうね♪
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東京住みなんで猟友会に所属したところで……ゲフンゲフン
こないだ仕留めたバン回収にはノーコンな釣り針投げで何十分もかかり、泣きそうになりました。
犬がいればキジも狙えるし、なにより心強いですね。
うちにも水嫌いなただの番犬ラブがいますが、あこがれるな~鳥猟犬…!
普通のペットを連れて山に行くオイラは・・・・
犬に獲物を逃がして貰っています
ついでに水が怖くて小川も渡れん(-_-;)
人間じゃんも犬じゃんと一緒に寒中水泳してる写真がみたいなぁ(笑)
犬を理解せず道具のように使うだけでは犬も思い通りに動いてはくれません。関東の方では猟期が終わったら捨てられる鳥猟犬が多いと聞きます。自分が犬を育てられないのに「役立たず」と決めつけて捨ててしまうハンターは最低です。
ミックもジャンも本当に幸せそう!
抱かれてもいい!
もちろん、狩猟犬にはなれませんが、撃ち落としたヒヨ探しくらいできないかなぁ〜
それ以前にカミさんにバレたら殺されそうですが・・
じゃんさん、簡単に獲ってるように見えますが、私みたいなビギナーとは隔世の感があります。
犬以前に、青首を見つけられません。
来期はカモ猟に是非連れて行ってください!
(ジビエさんも一緒に?)
私では、とてもこんな感じに躾るのは無理です・・・
何県かはご想像にお任せしたいと思いますが割と南の方です。
猟友会はあまりメリットもない場所もあるようですね。
加入しないとハンター保険に入りにくいのがデメリットでしょうか。
一軒家になったから犬を飼いたいですね。
カワイイし、何より猟がとても楽しくなります。
ラブなら夏場から泳ぎの訓練をすれば、すぐにリトリーブしてくれるのでは?
追い出してくれるだけでも賑やかで良いじゃないですか(笑)。
夏場は一緒に泳ぎますが、冬場はワンコにお任せしています♪
失中したりするとこちらを向いて「ウォウ!」と吠えられます。
きっと「ヘタクソ!」と言っているのでしょう(笑)。
久しぶりの鳥撃ち楽しかったです♪
ホントかどうかは分かりませんが…。
猟場の件はごめんなさい。
これらの猟場は、親父だけでなく猟友の方と長い時間をかけて開拓してきた場所なんです。
それらを私は教えてもらっているに過ぎませんし、人に教えるという事は仁義に反することだと思っています。
私がもう少し経験を積み、自分で猟場を開拓するようになってからご一緒しましょうね♪
たくさん可愛がって一緒に楽しむというスタンスですかね♪
そう言えば、じゃんさんのお父さんとお話した時、「色々廻って地図を潰していった」って言ってましたね。
甘えず頑張ってみますね!
私が開拓した猟場であれば何の問題もないのですが、私も修業中の身…。
いつの日かご一緒しましょうね♪
入ってくれません。生後8ヶ月では難しいんですかね?
それとも、教え方とかがわるいんでしょうか。。。
猟の成果だけでなく気持ちが穏やかになり、余裕ができそうです。
羨ましいですね。
可愛いパートナーを大切にしてあげてください。
何より本当に楽しそう。可愛い(×10000)
2頭一緒に出しても「オレが、オレが!」とはならないですか?
ウチのワンコは夏の間に一緒に海や池に行って泳いでいます。
(我が家だけかもしれませんが)暑い時に走らせて、楽しそうな様子で水の中に入ればすぐに泳げるようになると思います。
それでさらに獲物が獲れればいう事なしです。
とてもカワイイですよ♪
2頭出すと「オレがオレが!」となる場合も多いようですが、この2頭は性格も猟芸も全く違うし、そうならず上手く噛みあっています♪
本当にそうだと思います。
知床桜さんのブログからもワンコへの愛が伝わってきますよ♪
狩猟を始める前から、ブリちゃんを飼う前から
ブログは覗かせていただいていました。
後は、獲物に対する執着心は凄く、
探索させると、一人占め=噛み付いて離さないどころではなく、
主人から離れて一人で食べようとします。
他の人もそうですが、犬と獲物と銃と同時に写真なんぞ
撮れるようなものではないです。
教えるコツなどはあるのでしょうか?
いや~、私もまだ猟犬の仕込みについて語れるほど詳しくはないので何とも言えません。
獲物を食べる猟犬の事は時々聞きますが、止めさせる方法などはよく分かりません。
ブリの仕込みの事ならリンク先の「狩猟民族の館」の管理人の川ガニさんが詳しいと思います。
よかったらそちらで聞いてみるのはいかがでしょう。
助けて、川ガニさ~ん(笑)!