大物猟をお休みして、今猟期初めての鳥撃ちに行って来ました。
その中での一コマ。

産まれてこの歳になるまで見つめてきた親父の背中。
物心ついてから少年時代、青年時代とずっとこの背中を見つめ続けてきた。
思い返すに、親父はいつもいつも狩猟で獲ってきた獲物や、潜ったり釣ったりして獲ってきた大きな魚をぶら下げていたような気がする。
日本社会の親父達の地位が堕落して久しいが、この姿を見ると狩猟採集生活を行っていた太古の昔、自分の生命活動を維持する食物を獲って来て家族を養っていた父親という存在は絶対無二のものだったのだと思う。
単純な腕力や脚力では遥か以前に親父を追い越していると思うが、「獲物を獲る」という事において私はまだまだ親父に遠く及ばない。
親父が狩猟に費やした時間や労力、親父が教えを請うた先輩ハンター達の教え、さらにその先人達の経験や知恵。
それらの伝承が獲物を獲らせてくれているのだ。
齢七十、親父のこの後姿を見る時間もあまり残されていない…。
しっかりと瞼に焼き付けておこう…。
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私も遠からずその道を行くのかと思うと、しっかりと父の背中を焼き付けておこうと思いました。
私の場合は、母の背中もかな("⌒∇⌒")
私もマタギの本を読んだ時に、熊を捕りに行くのに雪山を平気で4時間山登りする82歳に感銘を受けて、自分もジジイになっても山で遊べる体を作ることが目標です。
カッターナイフの魔術師さんのところはあと30年くらいは大丈夫だと思います(爆)!
共に良き先輩方の教えを受け継ぎ、互いに頑張ろうね!
はい、それらの教えを大切にしたいなと思いました。
きっと若い頃は想像を絶する体力だったのでしょう…。
時間があればそんな人達のお話も書いてみたいですね。
かっこいいの一言で
言い表せないものがありますよねー!
反抗期に喧嘩したりしても
あまり
語らない親父が、
だんだん丸くなるとゆうか、
話ができる時に
男同士になれた感じがします
父と息子の共猟。言葉は入らないんでしょうね~
親の介護も人生の楽しい思い出だったんだなぁ
と思うことで気が楽になることがあります。他人からは教わることができないものを、たくさん教わりました。
パワフルなお父さんに負けずにがんばってください!!
ずっと元気でいてもらいたいですね。
受け継いで、また次の人に伝えて行く大きな流れの中で今の私たちがいると思うと、大切にしたいものが山ほどありますね。
大人に反抗しなくても自然に大人になれたというか…。
ある意味、大人たちの人間力の凄さに触れて育ってきたためかもしれません(笑)。
いえいえ、ちょっと美化しすぎて書いたのでそんなに良いものではありません(笑)。
目の上のタンコブというか…。
ニライジュニアくんも同じように、今とても大切な経験をしている最中じゃないでしょうか?
いずれ訪れる道ですね。
>親の介護も人生の楽しい思い出だったんだなぁ
こう言える鯨の唐揚げさんは素晴らしいです。
私もそう言えるようになりたいですね。
人生一生勉強ですね♪
>受け継いで、また次の人に伝えて行く大きな流れの中で今の私たちがいると思うと、大切にしたいものが山ほどありますね。
オイノコさんのブログを読んでいるとその気持ちよく分かります。
生活を含めて、今の日本では忘れ去られようとしている事を大切にしたいものですね♪
オイラの親父なんぞは見たくもない・・・
そこらへんは結婚生活と同じかも…(笑)。
きました。酒癖が悪くていつも親父と喧嘩や反抗ばかりの毎日で
した。でも、猟に関しては色んなことを学んだり、捕ってきた獲物
を親父に見せたくて(自慢したくて)というのが何よりの猟をする
上での生き甲斐的な存在でした。そんな父も2年前に68歳で他界
し、なんとなく寂しい思いで猟を続けています。もっと一緒に猟を
したかったなーとか思います。今は親父の変わりと言っては失礼で
すが、ちょっと年上のKUMA仙人兄貴と猟を楽しんでいます (^^)
じゃんさんも親父様と末永く共猟を楽しめるといいですね☆
そうですね、親父と一緒に狩猟をしているとそういうところありますよね。
私も「親父に認めてもらいたい」という気持ちはずっとあったりします。
でもいつまでも超えられない大きな壁であって欲しいというか…。
共に頑張りましょうね♪