先日、若き勢子が
ナイフのみで仕留めた大物の鹿です。

捌くために吊るしているのですが、全身写真を撮り忘れたのが本当に残念です…。
で、今回注目していただきたいのがここ!

オス鹿なのに角がありません。
「本来なら立派な三段角が生えていたであろう、(この地方においては)巨大な個体なのに一体なぜ!?」
鹿の角は猟期が終わる3月くらいに落ち、初夏にかけて袋角が伸びてきます。
11月のこの時期にはオス鹿同士のケンカで角が折れた個体は時々見かけますが、この個体は角が取れた傷跡が塞がっているから、かなり前に落ちた模様。
「いくらなんでもこの時期に角が落ちるなんて早過ぎる」
なんて皆で頭を捻りながらも、
去年の終猟日(3月15日)に獲った2頭の鹿は袋角が生えかかっていたっけ…。
温暖化で冬季の寒さのために子供が死ぬことが少なくなったからイノシシは年中お産をしているし、鹿も春と秋の二回お産をしているようです。
それに合わせてオス鹿も年中発情し、季節に関係なく角が生え変わっているのでしょうか?
すべては推測の域を出ませんが、山の中の生態系に異変が起こっていることは確かなようです。
↓人間なんて年中発情期だし、そんなことがあっても不思議じゃないよね!と思われたらクリックプリーズ(笑)
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それに野生鳥獣の動きがかなり変ですね。
今年の夏は特に暑かったからでしょうか?
また、冬眠するはずのアナグマも平気な顔で動き回っています…。