珍しくネオン煌めく夜の繁華街での飲み会に参加してきました。

そうはいっても集うのは県内で有害鳥獣捕獲活動や狩猟に活躍されている若手ハンターの皆さんなんですけどね(笑)。
皆で夜の街でのハンティング…、と言うような事もなく真面目にこれからの狩猟の在り方についてのミーティングを兼ねた懇親会です。
現在43歳の私は2番目の年長者でした。(気持ちだけは若いつもりなんだけどなぁ…。笑)
発起人は私がお世話になっている銃砲店の射撃塾塾長と地方農政局の方(共に猟銃所持ハンター)です。
参加者には近隣の国立大学の先生(猟銃所持ハンター)なんかもいます。
(県農林の鳥獣被害対策担当者も出席する予定でしたが、急用が入って参加できず)
まあ、私みたいな一介のヘナチョコのサラリーマンハンターが参加しても特に何が出来るわけもないのですが、今回は一つの目的がありました。
それは大物猟のグループで勢子役をしている
「若き勢子」を皆さんに紹介することです。
有害鳥獣駆除は捕獲実績が必要とされます。
私の知る限り、彼は「獲ることの出来る」若手ハンターとしては近隣地域で間違いなく実力ナンバーワンです。
(↑私のような口先ハンターとはここが違う。笑)
また、
昨年の安全狩猟射撃大会における地方チャンピオンでもあります。
親父が狩猟をしている環境で育ったのでちょっと信じられない部分があったのですが、昨年パネラーとして参加させていただいた
「狩猟の魅力丸わかりフォーラム」などを通じて、国を挙げてハンターを育成する現状であることを知りました。
だからこそ彼のような本物の実力を持った人間が世に出てほしいと思ったのです。
単純に「美味しい野生鳥獣のお肉が食べたいから」という食い意地の張った理由で狩猟を始めた私ですが、(そしてそれは今も変わっていませんが…)地元猟友会の有害鳥獣捕獲活動に参加し、農家の方の窮状や狩猟を取り巻く環境を通じて深く考えることがありました。
それは参加された皆さんも同様で、皆さんがそれぞれに熱い思いを語ってくださいました。
しかしやはり難しい部分もあって「生き物を殺す」狩猟という行為が一部の人間から非難されることも事実です。
また、猟銃を一般市民が持つということを懸念する気持ちも分かります。
その他にも有害鳥獣捕獲活動における縦割り行政の在り方や、狩猟を教える環境が整っていないこと、浅薄で誤った狩猟界の情報についての安易なインターネットでの発信など議題は多岐に渡りました。
単純に解決できない問題も色々と多いですね。
しかし有害鳥獣捕獲実務担当のハンターが行政や学会や銃砲店の関係者と腹を割って話せる機会が持てたことは、非常に有難く貴重で有意義な時間でした。
今回感じたことは「皆さん非常に真剣に狩猟のことを考えられている」ということ。
あまりにも盛り上がって時間が足りずに、次回は泊まり込みで開催し徹夜で議論しましょうなどというプランも出たほどです(笑)。
自己中心的な食い意地の張った理由で狩猟を始め、文章を書くことも好きだったので細々とブログを書き続けてきたのですが、こういった会に参加させていただきとても嬉しかったです。
出会いに感謝し、近いうちにまたの開催を約束して帰路に就いたのでした。
皆さん、これからもよろしくお願いします♪
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で、夜の猟果は?
必要なら駆けつけますよ~
駆除許可がどういう仕組みで出ているのかは分かりませんが、もう少し透明性があってもいいのかな。
夜のハンティング…。
皆さん真面目なハンターなので翌日の猟に備えて早めに寝ましたよ(笑)。
エアーだけでは巻き狩りは無理ですし、しょうがない部分もあるのかなとは思います。
私も翌日の猟のために早々に帰って寝ました。