食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

猛暑の影響

河口近くに今年初めてのハゼ釣りに行ってきました。

2013.09.22生息調査6

ところがまったく釣れず!

ハゼなんていうものは、「数釣ってナンボ」というような釣りなので、まったく釣れないなんていう事は通常ではありえません。


それが自分だけならば「単に自分の腕が悪い」ということも考えられるのですが、周囲の釣り人も同じ状況。


場所が悪いのかと思い、川を釣り上がりますが同様に釣れず。



夏場に潜ったことが思い出されます。

「この暑さでハゼが死んでしまったのでは…」
と考え、この日のハゼ釣りは諦めます。



ということは鮎もダメだろうな…。

去年は大雨のため鮎が少なかったので資源保護のために獲らなかったのですが、この暑さで鮎も死んでいることはほぼ確実。

だけど自分の目で確かめてみないと納得できないので、鮎の生息域である上流まで移動。


見た目はきれいですね。
2013.09.22生息調査

流れ込みの水量も結構あります。
2013.09.22生息調査5

車の中に常備している潜り道具を装着し、水中カメラ(と言えるほどの物ではなく、防水機能のあるコンパクトデジカメ)のみを手にして水中へ。
2013.09.22生息調査2

私が何らかの獲物捕獲道具を持たずに水中に入るなんていう事は本当に稀な事です(笑)。



水中の透明度はそれほど変わりませんね。

この近隣の川にしてはきれいなものです。
2013.09.22生息調査3


だけど確認できた魚はオイカワやカワムツなどばかりで、鮎は一匹もいませんでした。
2013.09.22生息調査4


猛暑のため日本各地で淡水・海水問わず魚が死んでいる報道がされたけれど、この場所も例外ではないようです。


しかしハゼや鮎が暑さに弱くほとんど死んでしまったとしても、それはある意味「弱い種」として淘汰されるのも自然界では当然のことかもしれません。

今回の原因は護岸工事や河川の汚染などではなく、猛暑という自然の変化によるものであるし、オイカワやカワムツは無事に生き残っているわけですしね。

仮にそれが人間の生命活動の結果である護岸工事や河川の汚染などの人工的なものであったとしても、それらは地球上の生命体の頂点に立った「強い種」である人類に与えられた特権かもしれません。

生物の多様性の重要さや環境保全や野生生命の保護などが叫ばれて久しい現代ですが、ある意味それも「強い種」である人間側から見た利己的で自分勝手な言い分かもしれませんね。




この川では鮎の人工放流は行われていません。

また鮎が泳ぐ川に戻るには数年の年月が必要でしょう。

いや、本当に絶えてしまったのならば、このままいなくなってしまう可能性も充分に考えられます。


鮎は食べて美味しいだけでなく、急流をヒラヒラと泳ぐ姿はそれはそれは美しく、「清流の女王」と呼ばれるに相応しい気品の感じられる魚です。


またこの川で、美しい鮎の泳ぐ姿を見られる日が来ることを切に願ってやみません。





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コメント
No title
あっそうか!
鮎は年魚なんで、今年いなければ来年も期待できなんですね。。。

自然って厳しい
2013/09/23(月) 14:03 | URL | やんま #-[ 編集]
No title
その通りですね。
気候が変わっていくことを最近は異常気象と言っていますがただの変化かもしれません。
このまま地球上の生物がが絶滅に追い込まれる自然現象の始まりかもしれませんね。
2013/09/23(月) 18:54 | URL | やじお #-[ 編集]
やんまさん
そうなんですよ、前年の生息数が次の年に響きますね。

気候や環境の変化で多少は変わりますが、前年の親魚がいないと厳しいものがあります…。
2013/09/23(月) 22:44 | URL | じゃん #-[ 編集]
やじおさん
はい、過去には灼熱の時も氷河期もあったようですし、その度に生命は姿を変えてきたのですから、ある意味これは正常な進化と言えるのかもしれませんね。

だけど鮎がいなくなるのはとても哀しいです…。
2013/09/23(月) 22:48 | URL | じゃん #-[ 編集]
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じゃん

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幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

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capturefood@yahoo.co.jp
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