休みの日には何となく朝早くに目が覚める…。
天気予報を聞くと小雨は降るけれど風は無く、海は凪いでいる感じ。
「今日は午後から猟友会の射撃会だけれど、一潜り出来そうだな♪」
そそくさと準備をして近くの海へ!

「うん、波はないし濁りも少ない。いけそうだ!」
着替えて夜が明けたばかりの水中へGO!!
久しぶりに入る海…。
天気が悪くて視界は悪いけれど気持ちがいいね♪
だけど本格的に潜るには体も慣れていないし、午後からの射撃大会のためにも無理せず1時間弱で上がります。
車に戻ってお魚をクーラーに入れていると後ろから声をかけられ、振り向くとそこには体格のいいスキンヘッドの外人さん。
元K-1ファイター、マイク・ベルナルド(故人)に似ていると言えば分かっていただけるでしょうか?
(写真を撮っておけば良かったなぁ)
「なんだこの外人さんは!?」
と驚きますが、息を弾ませながら英語と片言の日本語と身振り手振りを交えて、興奮した様子で話しかけてきます。
「僕はあの丘の上から夜が明けたばかりの海を眺めていたんだ。

そうしたら何かが水面を動いているだろ。
まさかこんな小雨が降っている夜が明けたばかりの海に人が泳いでいるとは思わなかったから、キミが海から上がってきた時は本当に驚いたよ!!」
「晩ご飯のおかずを獲るために潜っていたんだよ。ほら、獲ってきたお魚。大した獲物はいなかったけれど食べるにはこれだけあれば充分。

このタコは手掴みで捕まえたから元気だよ。笑」

「僕はオーストラリアから来てあのキャンピングカーで旅をしているんだ。

そしてスピアフィッシング(潜りで魚を突くこと)もしたいんだけれど、日本のルールが分からないから教えてくれないかい?」
「う~ん、県によってルールが違うから難しいね。
だけど日本のほぼ全域でアワビやサザエやウニを獲ってはダメ。それから引き金のついた水中銃も禁止の所が多いね。
県によっては水中マスクの使用禁止っていう所もある。そんな所では実質的に泳ぐこともできない。
まあ、日本の海は複雑で色々な決まり事があるからトラブルになってもしょうがないし、外国人でもルールを破ると検挙されるしね。そんな事になってもバカらしいから釣りだけにしておいたら?」
「そっかぁ、残念だけどしょうがないね…。」
それから一頻り互いが片言の英語と日本語とゼスチャーを織り交ぜながら、海や釣りや潜りのことについて話をします。
(上手く伝わったかは甚だ怪しいけれど…。笑)
日本の海の中の楽しさを伝えることが出来なかったのは残念だけど、少年のように目を輝かせて魚を見ていた異国から来た彼と話ができて嬉しかった♪
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今迄どの都道府県に行ったのかなあ。
でも、この時期のジメジメは豪州の人にはキツイでしょうね(^ω^)
声優さんの声で、じゃんさんとの会話を展開してました(笑
ちょっと嬉しい出会いでしたね (*^^)b
清掃協力金(駐車場代)も変わってきますしね・・・
それでも、趣味や志が同じ人なら、きっと正しく伝わってるはず!
そうゆうふうに早朝からでも外に出ているからこそ色々な人との出会いを経験できる。「叩けよさらば開かれん」。自分から門戸を開いて行かなくては人生という時間なんてすぐに過ぎ去ってしまうもの。いつもポジティブに行動するじゃんさんはすごいと思うよ!
あとは丸印やバツ印でした(爆)!
「検挙」なんて両手に手錠を掛けられるマネでしたから(笑)。
「暑くて堪らない」という感じで泳ぎたそうだったから、海水浴はOK!と言っておきました。
もちろんゼスチャーでですが(笑)。
でも実際はかなり若い感じでしたよ。(声も若者でした。笑)
海の漁師も山の猟師も、有識者による正しい情報発信ってとても大切だと思います。
彼にルールが上手く伝わっていたら良いのですが…(笑)。
でもその時間から潜るなんて奇人変人以外の何者でもないと思います(笑)。
それに貧乏ヒマなしなだけですよ♪