このブログに時々出てくる今町(仮名)さん、年齢は一回り以上年上ながらハンターデビュー同期ということもあり仲良くさせてもらっている友人です。

同じ猟友会に所属し、趣味も多彩でかなりパワフルな方(笑)。
有害鳥獣捕獲隊では一緒の班で活動し、時々一緒に釣りに行ったりする仲です。
今日はそんな今町さんと一緒にアオリイカ釣り。
と言っても互いに別々に来て、別々に好きな時間に帰るんですけどね。
今町さん(仮名)は今年初めてのアオリイカ釣り。
まずはすぐに1ハイゲット!

1kg弱のメスのアオリイカ。

おめでとうございます♪
お互いの狩猟の話をしたりしながら月を眺めます。

いつもは単独の釣行が多い私ですが、たまにはこうして誰かと話しながらの釣りもいいですね。
まだ冷たい夜の空気。
夜露が降りて防寒着の表面が湿り始めた頃に、再び今町さん(仮名)にアタリ!
アオリイカのヤエン釣りは糸の先にアジを付けて投入し、リールのドラグを緩めておいて待ちます。
イカがアジを捕食すると派手にラインが出て行きますから、糸の出るチリチリという音でアタリが分かるという仕組みです。
それからアオリイカが餌を夢中になって食べている頃を見計らって、ヤエンという引っ掛けるための仕掛けをミチイトに沿って滑り込ませ、引っ掛けて釣るちょっと変わった釣法なのです。
ヤエン釣りはとてもおもしろい釣りですが、このヤエンを投入するタイミングややり取りが難しい。
しかし餌で釣るのでアタリは多いし、エギと呼ばれる疑似餌で釣るよりも容易に大きなイカが釣れます。
「よ~しよし、走るだけ走らせてゆっくりと餌を食わせましょう。」
と、今町さん(仮名)のリールを何気なく眺めてギョッとします。
「なんすかーっ!? このリールは!!」
まだ糸が出続けているリールにはほとんど糸が残っていません。
「いやー、前に釣りに行った時にラインが切れちゃってそのままなんだよね。あはは~。」
糸がなくなるとそこで急に抵抗がかかるので、間違いなくイカが違和感を感じて餌を離してしまいます。
「もうダメだ…」
ジリジリ糸が出て行くリールには、見たところ1~2mくらいしか糸が残っていません。
しかしマンガの様にピタッと止まる糸。
ギリギリの所でイカが走るのを止め、餌を齧りだしたようです(笑)。
じっくり待ってヤエン投入!

小さめだけれど今夜2ハイ目のアオリイカゲットです!!

500gくらいのメスのアオリイカ。
かなりヒヤヒヤしましたが獲れてよかった♪
「2ハイ獲れたし今夜のことをブログに書くなら、タイトルは『今町くん(仮名)大活躍!』にしてね。」
と頼まれましたが、リールの状態が今町くん(仮名)というよりもイマイチくんという感じだったので却下(笑)。
次回からはリールの糸は多めでお願いします!
まぁだけど、今年初めてのアオリイカ釣りで2ハイゲット出来たので上出来ですね。
おめでとうございます♪
また一緒に行きましょうね!
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数日前にこちらのブログを見つけ、楽しく読ませてもらっております。
少し前から狩猟に興味があったのでは大変参考になります。
じゃんさんのスタイルは『こんにちは、からご馳走様まで』な感じですね!
自分でも資格取得できるように頑張る励みになりました。
楽しく読ませていただきありがとうございます!
失礼しました。
狩猟以上に時間と忍耐が必要で難しそうです。
それにしてもアオリイカというのは相当な大きさなのでしょうね、2ハイで何人分ですか?
最近ヤエンにかなり興味を持ってるんですが動画サイトとかも
投入のタイミングとかなかなか映ってないんですよ~・・
お願いですから素人でもわかるヤエンの釣りかたアップしてください!
じゃんさんの狩場は荒らしませんから!(多分w
はい、私は獲るところから食べるところまで自分で出来るようになりたいと思います。
ハンターになると、獲った獲物は自分で自由に加工できるのがいいですね♪
資格取得頑張ってくださいね!
どのジャンルにおいても道具は大切だと思います。
「ああ、あの時道具のメンテナンスさえキチンとしていれば…」
と思っても後の祭りですから(笑)。
大きさにもよりますが、刺身だと相当な量になりますよ♪
>猟具でなく腕を取り替えたくなる時があります
私も度々です(笑)。
一概に言えない感じです。(だからおもしろいのだと思います)
私の場合は走るだけ走らせて5分ほど待ち、ヤエンを投入して半分ほどドラグを締めて竿を立て、ゆっくりゆっくり巻き上げる感じです。
イカに抵抗されてもゆっくりとやり取りするとバレ難いですよ。