かちかち山という昔話がありますね。
改めて読んでみるとかなり怖い話です。
なんたって性悪タヌキはお婆さんを殺してしまうし、そのタヌキもウサギさんに虐められた挙句、殺されてしまうのですからね。
「悪いことするとこうなりますよ」という為の昔話なんでしょうが、「悪いことをしたヤツにはどんな仕返しをしてもいい」とも取れますし…。
まあ、そんな話を読んでも、幼少の頃の私の頭の中に残った単語は「タヌキ汁」のみでしたが(笑)。
そういう話とはほとんど関係ない今回の記事です。
少し前にタヌキのお肉とウサギのお肉を食べた感想をアップしました。
その時に全部食べたわけではなく、残りはどうしたかと言うとですね、両方とも唐揚げにしてみました。
ウサギは脂身が無いので油を加える料理がいいだろうし、クセやアクのある素材は揚げると緩和されることが多いのでタヌキ肉にもいいだろうと思ったからです。
まずは骨ごとブツ切り。左がウサギで右がタヌキです。

軽く塩コショウを振って、片栗粉をまぶして揚げるだけ♪
で、出来上がりがこちら。
ウサギの唐揚げ。(ピョンカラ)

タヌキの唐揚げ。(ポンカラ)

ウサギは見た目も味も鶏肉のようですね。
まったくクセも無く食べやすい!
四足動物を食べることが禁忌だった時代に、鶏肉と偽って食べていた理由も分かりますね。
(その時代の名残で、今もウサギを1羽2羽と数えるという逸話も…)
タヌキ肉も味がしっかりとして美味い!
骨付き肉にかぶり付いて食べると、何とも野趣のある旨味のある肉です。
美味い、美味い♪と食べていた私ですが、一緒に食べた人の一人は、タヌキのから揚げを口に入れた途端、
「何か鼻の中にねじ込まれたような匂い…。無理っ!」とギブアップ。
う~ん、やっぱりタヌキ肉はダメな人にはダメなんだなぁ、と実感したのでした(笑)。
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これからは得体のしれない獣を獲ったらまず、じゃんさんに試していただきましょう。
以前イタチを匂った時は、その匂いだけでダメでした。
すごい強烈な犬臭さというか…。
送ってこないでくださいね(笑)。
香りが強いのなら牛乳や赤ワインでマリネしても面白いかもしれませんね。
どっちも喰われてしまうという(笑)
肉の臭みを消すための方法はいくつか知っていますが、肉の中から溢れ出て来る臭さは難しいですね。
血の匂いくらいだったらその方法でいけると思いますが、獣臭は厳しい感じです。
美味しかったのですが、タヌキはダメな人はダメでしたね~(笑)。