急に寒くなってきましたね。
仕事の日は寒くて布団の中から中々出られないのに、休みの日は躊躇いもなく5時に起床して山へGO!
我ながら何て都合の良い体だ(笑)。
今日も猟に出発です。
いつも自分が見切りをする山へ着き、足ごしらえをしたり装備をしたり準備をしていると一台の軽トラが林道に入って来ます。
「うっ、嫌な予感…」
まあ、こんな時期に朝早くから山に入るなんて猟師以外にはいませんね。
しかもその軽トラから降りてきたのは最も恐れていた人物、猟師仲間から
「本物の野人」と呼ばれる罠猟師の大林さん(仮名)です。

別に悪い人ではなく、ウチのグループと友好関係にあるので日頃情報交換をしたりする仲です(笑)。
「どう?もう山の中見たかい」
「いえ、まだ薄暗いので見ていません。大林さん(仮名)、罠を掛けているんですか?」
「うん、イノシシの動きがあるんで一つだけ仕掛けてる」
「そうなんですか、じゃあこの山を見るのは止めます。ところで最近調子はどうですか?」
「今週は5頭獲ったよ。昨日獲ったのは91kgのメスだった」
「アカン…、もうこの周囲にはイノシシおらんやん…。」
と思いながら少し情報交換をします。
それから大林さん(仮名)は大きな懐中電灯を片手に、まだ薄暗い山の中に入って行きました。
気合入ってるよなぁ~(笑)。
先輩ハンターの皆さんにその事を伝えると、意気消沈した気配が伝わってきます(笑)。
そして先輩ハンターの一人が
「ああ、オレも会った。結構大きなイノシシが罠に掛かってるから一度家に帰って道具を準備してくるって言っていたけど…」
とのこと。
一人で山の中から引き出すのも大変なのでお手伝いすることになりました。

画面中央にイノシシがいるのが分かりますか?
掛かったのは約50kgのイノシシ。


あの~、大林さん(仮名)、ちょっとは手加減していただけませんか?

おかげでウチのグループがその日獲ったのは15kgの子イノシシのみ。
おまけに大林さん(仮名)、その日にもう一頭、80kgのイノシシをゲットしたそうな…。
あの~、本当にそろそろ勘弁してください(笑)。
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「大林さん(仮名)」になりたい。。。
罠って難しいから横着して見回りをサボるとワイヤー切ったり足首切ったりし
て逃げるから!然しこれからは罠がメインになりそう。
で、凄腕ハンター揃いのチームじゃんが手に入れた一人分の分け前は500gくらいでしょうか?一回分にはちょうど良い量で早く帰れてよかったんじゃないですか(笑)
私なら大林さんに運搬賃でモモを1本くらいおねだりするけど(爆)
そして山の中の事や獲物の動向にとても詳しいですね。
猟師たるものこうありたいと思います。
互いにプライドがあります(笑)。
いや、お肉持って行き~と言われたんですけどね(笑)。
あまり沢山あっても食べきれないんで、柔らかいお肉を適度に分配するくらいが丁度良いのです。(と、負け惜しみを言ってみる…)
腕の良い人は例外なくとても熱心ですね♪