会社の健康診断で再検診の通知をもらいました。
「胃腫瘍疑い」で要精密検査。
胃カメラの予約をするために専門医に行くと、カルテを見ながら
「腫瘍が出来ているのは間違いないね。良性のものかガンかは調べてみないとわからないけど覚悟はしといてくださいね。な~に、今どき胃ガンくらいで死にはしませんよ。」
などと伝えられます。
「…」
ちょっと考える日が続いたけれど、死は誰にでもどんな生物にでも平等に訪れるものです。
振り返れば思いっきり好きなことをして楽しい人生だったし、悔いは無いかな。
潜りや狩猟といった命と密接に関わることを趣味をしているので、生と死は表裏一体のものであり、死という事を受け入れることが自分の中に自然と刷り込まれているのでしょう。
胃カメラ検査の日、必要な書類などを揃えて病院へ。
検査結果がどう出ようと、これからは自分の好きなことだけをして生きたいという思いが強くなります。
ついでに水着と川で使うホコも車内に積み込みます。
検査は半日で終わるだろうから、ちょっと山の方まで足を伸ばして川の中を覗いてこよう。
鮎かウナギがいるといいな…。
病院に着き胃カメラ検査の準備。
ゼリー状の麻酔薬を口に含み、更に麻酔薬を喉にスプレー。注射を打って胃カメラを飲みます。
モニターに移る自分の胃壁画像。
問題の箇所を通過。十二指腸までカメラが進み、更に染色して詳細に調べます…。
「どこに腫瘍があるんだろう。いきなり膨れ上がった腫瘍画像が出てきても良いように心構えはしとかないとな…」
胃カメラを咥えたままドキドキしてモニターを眺めます。
「大丈夫、全くきれいなもんだ! レントゲンではたまたま何かが腫瘍のように映ったんだろうね。」
と、先生のお言葉。
自分の体の頑丈さに呆れながらも、正直ホッ(笑)。
これで心置きなく川へ!

前日に降った夕立でかなり増水しているし、水も濁っている感じです。
泡のカーテンをくぐり水底へ。



カワムツやオイカワばかりで鮎はいませんね。

豪雨で流されたのかな?
水草の陰を探りますが、こちらもたいした獲物はいません。


鮎やウナギがいないことよりも、増水した急流を必死に泳ぐ魚達が愛おしくなって早々に捕獲活動中止。
カメラを持って飽きずに魚の様子を眺めます。



一個の生命体としての自分のことを考えた一日…。
そして生きることと死ぬことについて考えた一日…。
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急にしんみりしたら、オカシイで!!
これからも海に山に「ジャン・じゃん!バリバリ!!」頼みまっせ~~!!!!
*などと他人には無責任な事?言いますが数年前、同じような心境になり
30年愛飲したタバコを止めたワタクシだったりして・・(笑;,沈;;)
さすがです。
マジで…。
人間の体っておもしろいもので、腫瘍疑いの通知をもらった日から何となく胃が痛いのですよ…。
まったくの気のせいでした(笑)。
犯人はこいつらのようです。
少しは自分の健康状態にも気をつけろってお告げですかね…。
ちょっと考えさせられた数日でした。
私も昨年の健康診断で尿酸値が高くて要診断でした。
今年の健康診断は体重を二キロ落として望みましたが、結果はどうなることやら…
いや、これはすごく浅い場所での撮影ですし、防水型のコンパクトデジカメで撮ったものです。(というかこれしか持っていない。笑)。最近は安く売っていますよ。
水の中は結構おもしろいもんです。
中性脂肪やコレステロールが高めなのもストレスです。
生え際が後退しているのも、ビール好きなのも、狂ったように釣りや狩猟に行っているのもストレスが原因ですとも(爆)!
やっぱり健康が一番でげすな。
痛風ですか、それもツライですね。お大事にされてください。
今回の件でつくづく健康って大切だな、と思った次第でした(笑)。