食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

狩猟は残酷な行為なのか?

「引き金を弾く時、躊躇い(ためらい)ませんか?」
ある人に質問された言葉です。


そう言われて改めて自分の経験を振り返ってみました。


躊躇ったこと…、ありますね。

グループ猟である巻狩りでは決してそんなことはありませんが、罠にかかった獲物を止める時や単独や親父と二人で行った鳥撃ちの時などでは度々です。
2012.08.14残酷なこと4



「生物を殺す」ということで世間からは白い目で見られがちな狩猟という行為ですが、果たして本当に残酷な事なのでしょうか?



親父が狩猟をしている家庭で育ったので、幼少時には猟について行ったりしました。

その時に獲物を猟犬が回収して来て手にすると、獲物の処理をするのは私達子供の役目でした。
2012.01.04キジ6


ナイフで腹腔に切れ目を入れ、まだ温かい内臓を出し毛を毟りました。

失われていく命…。生命から食材へ…。


先程まで生きていた野生鳥獣を殺して肉にするなんて、この文明社会では野蛮で残酷な行為かもしれませんね。




しかしそういった実体験を経ることで、獲物を無駄なく美味しく食べてあげようという気持ちが自然と湧いてきました。

今では「食育」なんていう言葉が使われていますが、とても大切なことだと思います。




「美味しく食べてあげることが奪った命に対しての一番の供養になる」

親父から言われて育った言葉です。



もしも私にそんな気持ちが無くなった時は、狩猟をやめようと思います。






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コメント
No title
素晴らしい考えだと思います。
食育と言う分野では、もっと現実(生き物を食べる)を見させるべきだと思います。
農業分野のおおらかな一面だけを見せて、実態を知らずして食を知るという、ママゴト教育になってはいないかと感じているところです。

血を流し、冷たくなっていく「いのち」の現実を、そして肉になっていく彼らを、知れば優しさも深くなるだろうし、いじめの問題などにも一矢報いるパワーがあるんだと思いますね~。
2012/10/02(火) 07:10 | URL | kuma仙人 #A1vz8dvw[ 編集]
No title
狩猟に関しては皆さんの誤解や偏見が多いでしょうね。お金さえ出せばキレイに加工されたスーパーの肉を食べている飽食の日本では命のありがたみは実感するのは難しいと思います。もっと現実を知って実体験をする環境が整備されると良いですね。
2012/10/02(火) 07:56 | URL | たけ #-[ 編集]
No title
こんにちは、はじめまして。
そのお考えに共感致します。
私も檀家の寺の住職に鳥獣慰霊についてお話をした時に
「奪った命、最後は美味しく食してあなたの身となり血となる」
「そしてあなたは生かされるのだ」と言われました。
無駄な殺生はしないように心がけてはいるのですが、
罠での有害では状況によっては焼却処分にしなければならない事もあり
その後は何か「もやもや」した気分でいます。
2012/10/02(火) 10:03 | URL | やすたか #E6kBkVdo[ 編集]
もちろん共感します。
私も兵長にそういう質問をしたことありますが一言「ないね」でした。
「なんで~」と聞くと「物心ついたときから実家の仕事で生も死も見てるし、それでご飯たべてるから」でした。

じゃんさん、これからもいろいろな生き物をたべましょうね。

2012/10/02(火) 11:32 | URL | 小隊長 #-[ 編集]
親爺さん!同感っす!!
「食べることが奪った命に対しての供養」
私も同じ考えで「狩猟」をし子供達に教えてます。

躊躇・迷いは誰にでもあると思います。
ただ実猟において「躊躇い」は禁物です。
私は鳥撃ちが主ですが「躊躇」すれば必ず「半矢」が出ます。
半矢のカモは水中を飛ぶように泳ぎ回収不可能です。
しかし、そのカモは必ず死んでいきます。
だ・か・ら!暇が出来たら「射撃」に行くのです。
「一発必中!一撃必殺!!」を達成する為に!!!!



2012/10/02(火) 15:55 | URL | 小師匠 #-[ 編集]
kuma仙人さん
そうですね、私が一番知って欲しいと思うことは「命が消える瞬間」です。
まあ、なかなか難しいですよね~。
2012/10/02(火) 22:22 | URL | じゃん #-[ 編集]
たけさん
はい、スーパーできれいにパック詰めされたお肉からは、生きていたときの姿なんて想像できないでしょう。
その事実を知ったら無駄に食べ物を棄てることも少なくなるのでしょうが…。

難しいですね。
2012/10/02(火) 22:26 | URL | じゃん #-[ 編集]
小隊長殿
ええ、これからも色々なものを食べ続け、グロイ記事をアップしますよ~(爆)!

ちなみに私が引き金を弾くのを躊躇った特は「お腹いっぱい」だった時です(笑)。
2012/10/02(火) 22:29 | URL | じゃん #-[ 編集]
小師匠さん
そうなんですよね。鴨は半矢で潜られると回収が難しいですもんね。
残念ながら池の側で、死んだ後に他の動物に啄ばまれた死体を見ることが何度かありました。

完全に無傷で外すのならいいですが、半矢で死を待つのはかわいそうですね。
2012/10/02(火) 22:38 | URL | じゃん #-[ 編集]
やすたかさん
はじめまして! コメントありがとうございます。

そうですね、私も有害鳥獣捕獲では食べることにならない殺生をすることがあります。
割り切ったつもりでも何かモヤモヤしたものが残りますね…。

2012/10/02(火) 22:41 | URL | じゃん #-[ 編集]
野性の掟
弱肉強食が野性の掟なので、猪君も納得済み。

なんら感傷的になる必要は無いと私は考えています。

私は食肉加工場( 屠殺場 ) に見学に行ったことがあります。
主に豚肉の工程を見学しました。豚たちは塩水をかけられ、頭部に高圧電流を流され失神した
隙に首を切られ血抜きと解体されます。
半身に切断された豚は、天井のレールフックで吊るされ冷却されるのですが、
腕をモゾモゾ動かしたり 体をクネらせたりしてまだ生きている様な動きをみせます。
こうして肉になるために飼育される家畜と弱肉強食の野性生物への憐憫の違いは、肉を食べる人間がその死に関わっているか否かの違いでしか無いと思います。

さらに言えば我々が100人の人口の町に来た1匹の猪を殺して食べますが、猪が100匹居る
山に武器を持たない人間の1人が住んでいる場合は猪の餌食になります。
食うも食われるのも勢力次第です。 優勢な勢力のモノが、劣勢を食うのも、野性の掟なのでしょう。 私はそう考えます。  
2012/10/07(日) 21:48 | URL | まーぼ #nLnvUwLc[ 編集]
まーぼさん
はじめまして! コメントありがとうございます。

そうですね、弱肉強食は野生の掟だということは良くわかっているつもりです。それに食べることは当たり前のことなので特別に感傷的になる必要はないと思います。

しかし野生鳥獣が人間の居住区域まで侵入してきて、一般人に危害を加えたり財産を奪うような事になるのなら別ですが、私は殺すことだけに楽しみを見出すようなハンターにだけはなりたくありません。

野生鳥獣であっても家畜であっても元は命ある生命であり、その命をいただくことに感謝の気持ちを忘れてはならないと思うのです。
2012/10/08(月) 18:10 | URL | じゃん #-[ 編集]
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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
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