少し前のことになりますが、
残弾射撃大会で入賞し、罰ゲーム的な猟友会代表になった安全射撃県大会に出場して来ました。

この大会では年齢によるクラス分けがあって、各クラスの区分は以下の通り。
Aクラス 55歳以下
Bクラス 56歳から65歳まで
Cクラス 66歳以上
現在42歳の私はAクラス。
参加人数はAクラス12名、Bクラス28名、Cクラス22名となっています。
最高齢者はなんと82歳!
クラス分けの区分の仕方も最高齢者の年齢もすごいけれど、これが今の射撃界や狩猟界の現状です。
競技種目は
5メートルダブルトラップ 40点。
10メートルトラップ 20点。
ラビット 20点。
スキートハイタワー 20点。
の100枚撃ちとなっています。
また、この大会は「安全射撃」と名が付く会で、蛍光オレンジのベストとキャップの着用が義務付けられています。

開会式の様子。ちょっと異様な光景ですね(笑)。
実猟を想定した大会で、安全装置解除忘れや不発、回転不良などにより発射できない場合は撃ち直しがきかず0点。
さらに通常のオレンジクレーに混じってランダムに白クレーが出てきます。
これはメスキジなどの非狩猟鳥を想定したもので、瞬時に見分けて撃ちかけないようにします。
もし撃ちかけた場合、中ろうが中るまいが減点で-3点。
きちんと識別してスルーした場合は得点1なので、撃ちかけた場合と4点もの差が出ます。

これは親父のトラップ射撃の時の写真。
ちょうど白クレーが出てきた瞬間です。
「白クレーなんてすぐにわかるし撃つわけないよな~。」
とか思ってラビット、シングルトラップ、ダブルトラップ競技を終えます。
(一度安全装置解除忘れがあったけれど…)
そうして最終競技のスキートハイタワー。
最近はスキート射撃の練習をしているから、最後にバシッと高得点で〆たいところです。
1番射台でのダブル撃ち。

これは別の射撃場での写真なんですが、こんな感じで頭上から飛び去るクレーと反対側から向かってくるクレーを連続で撃ちます。
交差するクレーを2枚連続で撃つので、まず頭上から出てくるクレーを素早く撃って2枚目に繋げるのがコツです。
射台に入りコール。
まず飛び去っていくクレーを撃破。
ところが割れ落ちるクレーの破片の色が白!
「ああ、やっちまった…」下から見上げる格好のこの射台でだけは、逆光になってクレーの色が見えにくいのです。
見事にトラップにはまって呆然(笑)。2枚目は撃ちかけることも出来ずに見送ります。
「次も白クレーが出るんじゃないか?」
という精神的なプレッシャーがジワリと圧し掛かり、その後の射台ではボロボロ…。
結果は半分も中らず9枚/20枚。しかも3点減点なので結果は6点(涙)。
左から5メートルダブルトラップ 、10メートルトラップ 、ラビット、スキートハイタワーの得点。

合計64点。
得点以上に精神的に苦しんだ大会でした(笑)。
やっぱり射撃って技術も大事だけど、メンタルな部分が重要なスポーツだなぁ、と思ったのでした。
結果はAクラス7位。

飛び賞でしぶとく調味料の詰め合わせゲット(笑)!
相変わらず射撃は下手だけど、くじ運だけは強いのでした(爆)!
続く。
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以前はそちらと同じだったのですが。。。
スキートが苦手な方が多く、ただでさえ中らないのに
白皿に撃ちかけて、トータルでマイナス2点!とかの人も見かけますな。
えっ、それって俺の事??? (轟沈)
あ、こちらでもマイナスの点数の人がいましたが、今回の経験で人事ではないな!と思いました(笑)。
でも良い経験になったので、狩猟や有害鳥獣捕獲では事故の無いように気をつけたいと思います。
でも白が出なかったら賞品もらえてなかったかもわからないので結果オーライかな(笑)
>いくら白クレーといっても底は黒ですからね。
「こんなの誰も見分けられるわけない!」と抗議しようと思った人もおられて、実際に白クレーを持ってきてみました。
そうしたらここの白クレーは底も白に塗られていました(笑)。
思い込みって怖いなぁ~、と良い経験をさせてもらいました。
狩猟や有害鳥獣捕獲では気をつけま~す。
以前はクレー射撃協会主催の公式大会が多かったので
猟友会ルールは新鮮!
夫が白クレーに誘われるたびに『あほや~~』って叫ぶワタシ(>_<)b
そういや最近、行ってないなぁ…射撃場。
次は白クレーに惑わされないぞ!っと。