私が狩猟界にデビューしようと思い立ち、必要な資格を取るのに要した時間です。
またおおよその費用を列記しました。
仕事を休んだ時間なども。
まずは猟銃所持許可です。
1月15日 | 銃砲店に行き必要書類の入手 (土曜日) |
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1月17日 | 警察署に行き銃所持初心者講習会の受講申込み (平日、半日休暇取得) | 6800円 |
2月14日 | 銃所持初心者講習の予備講習 (日曜日) | 3000円 |
2月25日 | 初心者講習受講 (平日、一日休暇取得) | |
4月 3日 | 射撃教習申請 (平日、半日休暇取得) | 7900円 |
5月14日 | 射撃教習認定証交付 (平日、2時間早引き) | 2400円 |
6月23日 | 射撃教習 (平日、一日休暇取得) | 36000円 |
7月 6日 | 猟銃所持許可申請 (平日、半日休暇取得) | 9000円 |
8月11日 | 猟銃所持許可証交付 (平日、2時間早引き) | |
8月23日 | 猟銃購入、ガンロッカー購入 (土曜日) | 猟銃5万~10万円(中古)、 ガンロッカー約1~2万円(中古) |
8月25日 | 猟銃確認 (平日、2時間早引き) |
次は狩猟免許です。
7月15日 | 狩猟免許試験申し込み(第一種銃猟) (土曜日) | 5200円 |
8月2日 | 狩猟免許試験(第一種銃猟)の予備講習 (日曜日) | 5500円 |
8月21日 | 狩猟免許試験(第一種銃猟) (平日、一日休暇取得) | |
8月24日 | 合格発表 (平日、電話で問合せ) |
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さらに狩猟者登録、猟友会への入会です。
8月28日 | 第一種銃猟狩猟者登録2県、猟友会入会、ハンター保険加入 (平日、仕事が終了後事務局訪問) | 55000円 |
うーん、これを見ると最低9日は平日に何らかの形で会社を抜け出てきていますね。
私の場合、基本的に土日が休みで平日が出勤。
技術職で「ちょっと1時間外出」ということが難しい職業です。
職場から所轄の警察署までは片道30分以上かかるので、昼休みに抜け出して手続きということは不可能です。
また職場では年齢的に中間層のポジションにいるので、頻繁に会社を休んだり早引きしたりすると、上からも下からも白い目で見られる立場でもあります(笑)。
銃砲店との往復、住民票や戸籍抄本の取得、病院で診断書の取得の手間もあります。
自分では余裕を持って1月から行動を始めたつもりですが、銃所持までかなり時間がかかり、猟期が始まる 11月までにしなければならない事を考えると、ほとんど余裕がありませんでした。
許可が下りるまでの時間が県や所轄の警察署によっても違うため一概には言えませんが、試験もすべてストレートで合格して半年以上かかりました。
特に7月、8月は銃の選定・銃所持申請と狩猟免許試験が重なってとても忙しかったです。
今後の予定として、猟期までの2ヶ月間は猟銃の取り扱いと射撃に慣れるため、クレー射撃を行う予定です。
時間が足りないですね。
理想としては、前年の秋くらいから銃所持初心者講習を受けて、春の終わりくらいには銃所持完了。
クレー射撃の練習をしつつ、夏は狩猟免許の勉強をする感じでしょうか。
またこれまでかかった費用も約20万円。
さらに衣類や必要な道具代、弾代、クレー射撃の練習代も必要になってくるので、もう少しお金が必要になりそうですね。
そう考えると気軽に
「ちょっと試しに始めてみようか」
って感じには程遠いかな~。
でも、今はハンターの数がどんどん少なくなっているので、ハンターになったら獲物はたくさんいますよ~!!
美味しいお肉を食べることができ、大自然の中でストレス解消♪ おまけに鳥獣害の被害に苦しんでる農家の方からは感謝されたりもします。
と宣伝しときます(笑)。
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改めて見るとすごい出費と労力ですな~。
これはいい記事です。
わざわざ生き物を獲るためにこんな出費と労力を提供する若者なんて居ないでしょうね(笑)
ハンターは間違いなく急減するでしょう(笑笑)
私はこの情報が全く分からずに苦労したんで、狩猟界に入門しようとする方に伝えたかったのですよ。
お金もそうですが、勤め人にとって休みを度々取るのが負担になりました。
まぁ、これだけわかっていたらやる気のある人にとっては迷いはないでしょう(笑)。
ね!ニライパパ(爆)!
それ以上に犬とのコミュニュケーションが深まり、ご家庭でジビエ料理が食べれるので、家族の会話が広がります。
それに私の独断ですが、お子様にとって「食べ物と生命」の関係がリアルに感じられ、このバーチャルな時代に情操教育としてとても有効だと思います。