大物猟のメンバーの方からいただいた渋柿で干し柿を作りました。

ピーラーで皮むきした柿にヒモを結びます。

大鍋に湯を沸騰させて30秒ほど漬けて前処理。

こうするとカビが付きにくくなります。(大物猟の親方から教えていただきました)
相変わらず狭いベランダに干します(笑)。
イノシシの腿肉や
ヌートリアの毛皮をはじめ、我が家のベランダには色々なものがぶら下がります(爆)!
それにしても最近では干し柿を作っている家庭を見かけなくなりましたね~。
ちょっと前までは、田舎の家に行くとどこの軒先にも干してあったのですが…。
柿を千切らないからカラスやヒヨドリがつつき、落ちた実にはイノシシやアナグマがたかります。
干し柿は素朴な味だけど、嫌味が無く上品な甘さがとても美味しい。
一昔前は貴重なオヤツだったんだろうけど…。
まぁ、手間隙かけて干し柿なんて作って食べなくても、今はどこにでも多種多様なスイーツが安価に売っていますからね。
そして干し柿は甘味でもあるけど、保存の出来る保存食とも言えますね。
現在のように食品の加工技術や冷蔵技術、流通網が高度に発達し、お金を出しさえすれば季節を問わずどんな食べ物でも買う事のできる以前は、家庭で作ることの出来る保存食というものは非常に重要な役割を持っていたと思います。
野菜でも果物でも魚でも野生鳥獣でも、年中採れる(獲れる)わけではありませんしね。
時期によってたくさん採れる自然からの恵みを無駄にせずにいただくために、そして安定して食料を得るために食品の保存術が発達したのでしょう。
加熱、塩漬け、干物、燻製、発酵食品…。
様々な食品の保存法が発達した背景には、簡単に食料を得ることが出来ない時代背景があったのだろうと推察できます。
「ああ、時期になると大挙して川を遡ってくるあの魚が今あったら…」
「たわわに実るあの果実が保存食として少しでもあれば…」
干ばつや長雨などの天候不順による飢饉、戦争や争乱などによる食糧難などの時に私達のご先祖様は思ったことでしょう。
この飽食の時代に、かつて日本にそんなことがあったなんて知っている(もしくは意識している)人は僅かでしょうね。
私は加工食品メーカーで働いているので職業上新しい技術に目を向けることも大切ですが、これらの古い技術も大切にしたいと思うのです。
なぜならそれらは先人達から伝わる
大切な文化だから…。
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我猟友会のメンバーも大好きです
しかも、ぜいたくに
外は固く中はジュクジュクなのが好きです
寒い中山に行くにはカロリーが必要みたいです(^^)v
干し柿の名産地です。
大きくてたっぷりしてて、がちゃぴんさんのおっしゃるタイプです(>_<)
でも、それがまたとってもお高い…うちで作ればいいのかぁ。
じゃんさんちのベランダ…おもしろそうですね。
ちなみに猫ちゃんは飼ってもいいの?
我が家もマンション住まい、外から洗濯物など見えないように,との管理組合。
そこで、干し柿は縦に干さずに、横に干します。
なんと、収容量が縦干しに比べておよそ倍量。1.5mで30個干せます。
カミサンが食べ頃は「何時?」と尋ねます。亭主の「きん×ま」の堅さと答えておきました。
爺家では最近はもっぱら「ハゼの焼き干し」作りに精を出しております。
釣ったハゼを焼いて干すだけですが,抜群な出汁が出ます。
これはカラスとの戦いです。
(ウソです)
でも干し過ぎてすぐ硬くなるんですよね~(笑)。
貧乏だから「買う」という意識がありませんでした(笑)。
住んでいる賃貸マンションはホントはペット禁止なんで、内緒でニャンコを飼っています♪
了解です♪
私も以前はハゼの焼き干し作っていましたよ。
良い出汁がとれるので、正月のお雑煮の出汁に使っていました。
自分も若かりし頃、アパート暮らしだったのですが
内緒で猫を飼っていました。
やめられなも~~ん<(`^´)v
だからもし発覚して問題になった時には
「一時的に預かっているだけです」
と言い訳が出来ます(笑)。
預かって6年以上になりますが…(爆)!