有害鳥獣捕獲で久しぶりに島に出動!

久しぶりに来ると、地形が変わるくらいイノシシに掘り返されていますね。

今日の勢子はいつもの有害鳥獣捕獲隊の隊長じゃなく、家政婦は三田さん(仮名)。
3頭の猟犬を引き連れ、待ち(射撃手)を配置しながら山頂近くまで向かいます。

ここは結構な急勾配の上に岩がゴロゴロしているので、かなり足に負担がかかる地形です。
犬を放すとすぐにイノシシを発見して起こし鳴き!
待ちには掛からず、山頂から一気に麓近くまで駆け下って鳴き止めています。
勢子の家政婦は三田さん(仮名)は山頂近くなので、「近くにいる人頼むっ!」と応援要請。
無線で連絡を取り合うと、近くにいるのは私と隊長。
2人が持ち場を動くことを全員に伝え、足音を忍ばせて現場に急ぎます。
犬の鳴き声の付近まで近付くと、女竹の藪がすごくトンネル状態。
またトンネルを這い進むようなことになるのか!?と思ったけど、鳴き声は隊長の近くに移動し激しく交戦中。
私みたいなヘナチョコハンターよりも、いつも勢子をしている隊長の方がよほど頼りになるのでお任せします。
しばらくすると、隊長から
「犬が3頭絡んでるからとても撃てない!」
と無線連絡。
かなり苦戦中のようです。
私も現場に急ぎますが、途中で「棒で殴って倒したよ~」との連絡。
「棒で殴った? 犬が動きすぎてナイフが使えなかったのかな…。犬にケガも無かったみたいだし、まぁとにかく良かった」
隊長と合流すると40kg程のメスイノシシが倒れています。
どういう状況だったか話を聞くと
「いやぁ~、ナイフ忘れちゃったんだよね(笑)。犬が絡んでいるから撃てないし、棒切れ拾って来て殴りつけたのよ」
とのこと。
と話していたら、
ガバッと頭を上げてイノシシが蘇生!慌てて二人がかりで押さえつけ、急いで私がナイフで止めて勝負あり。

ナイフを忘れたのは笑えないけれど(私も経験あるけれど…)、その場で咄嗟の機転が利くところはさすがです(笑)。
犬が絡んで倒すまでにかなりの時間がかかったので、皮を剥くとすごい内出血。

この状況を見ると、どうやって犬がイノシシと闘ったのかがよくわかりますね。
血肉が多くなってしまったのはちょっとだけ泣けるけど、キミ達にケガが無くてよかったよ。
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それともとてつもなく不名誉なのでしょうか。
さて?
関係者のコメントを求む。
死んだのには変わりないし…。
でもこの倒され方は初めてのパターンでした(爆)!
珍しいでしょ(笑)!?
皆さん、本気にしないでね(笑)。
なるほどなぁ~~って…
また始まるねぇ。猟期。
ありがたいような、そうでもないような…(*^^)v
ワクワクするような、ちょっと気が重いような…(笑)。
頑張りま~す!
完全に生きて心臓が動いていたので大出血でした。
あ、血はきちんと洗い流しましたよ♪