前日の夕方に猟友会のお友達、今町さん(仮名)から電話。
「今、釣具屋にいるんだけどお勧めのヤエン教えて!」
初めてのヤエン釣りで1kgのアオリイカを釣り上げて、すっかりハマってしまったようですね(笑)。
翌日一緒に釣りに行くことを約束します。
が、その日になってみると朝から雨。
シトシトと小雨が降り続き、夕方になっても止みません。
仕事をしながら、
「こりゃ~今日は無理だな…」
とか思ってたら16時に今町さん(仮名)からメール。
「もうアジゴも釣ってるよ。人も少ないから場所も確保してるよ~!」
ま、負けました(笑)。
仕事が終わってすぐに釣り場に向かいます。
カッパを着込み18時半に仕掛けを投入!
夕マズメと呼ばれる日暮れまでの時間は、一番アタリが多く釣れやすい時間でもあります。
しかし20時になっても全くアタリ無し。
雨の中、4時間以上釣っている今町さん(仮名)はちょっと心が折れ掛けている感じ。
「大丈夫!台風が来ているからその前にイカも荒食いします。必ず今夜はイカが入って来ますよ」
自分にも言い聞かせるように話します。
雨の中、先に来て場所とエサを確保してくれていた今町さん(仮名)の頑張りを思うと、なんとかして釣らせてあげたい…。
釣り上げるのは無理でもアタリだけでもあったら…。
と思っていたら20時半に今町さん(仮名)の竿にアタリ!
豪快に
ジイィ~っ!!っとラインが出て行きます。
ここは確実に獲りたいところ。
竿を持って大体の獲物の大きさを把握し、イカの走る方向に障害物が無いのを確かめると、走るだけ走らせて止まった所でじっくりとエサを食わせます。
「竿を持った感じでは1kg前後…。標準の5分待ちだな。」
「まだヤエン入れたらダメ!?」
と竿を持っている今町さん(仮名)から何度も聞かれますが、ここが勝負の分かれ目。
「まだまだ、焦りは禁物です!きっちり5分待ちましょう!」
5分後にヤエンをラインに装着し、チャポンと静かに投入。
少しだけリールのドラグを締め、イカに抵抗が掛からないように少しずつラインを巻き取ります。
途中からグイッと竿が絞り込まれ、ヤエンがイカに掛かった感じ。
1kgちょっとのオスのアオリイカゲットです!

5分待っても頭だけしか齧っていなかったので、もう少し食わせた方が理想的でしたが獲れて良かった♪
ほっ!
その後、今町さん(仮名)の竿に再度アタリ!
今度はロープのある障害物の方向に向かっていたので、一か八かのヤエン早入れ。
足1本しか掛かっていなかったけど、なんとか600グラムのメスをゲットです♪

ヤエン釣りを初めて間もない今町さん(仮名)、今まで3回アタリがあって3ハイゲットの神業です。
やっぱりコーチが良いおかげでしょうか(笑)。で、そのコーチ(私のことね)はアタリがあったけど、ラインに藻に絡んでヤエンが届かず1バラシ(涙)。

(う~ん、タイミング的にはバッチリの食わせ方なんだけど…)
22時、エサのアジゴも最後になり
「まあ今日はこれで終わりかな。自分は釣れなかったけどアタリはあったし、何より今町さん(仮名)が2ハイ釣り上げて良かった」
と思っていたところに、私の竿にアタリ。
ジリジリとラインが出て行きます。
竿を持って利いてみるとかなりの重量感。
「よっしゃ!この1ハイ絶対にゲットして有終の美だ!!」
じっくりと待ってヤエンを撃ち込むと、竿が絞り込まれます。
「よし、ヤエンが巧く掛かったな。後はじっくり焦らず引き寄せて…」
と思っていたらイカが逃げる方向に藻があったようで、ラインが絡んでビクともしなくなりました。
方向を変えて藻を外そうとしますが外れません。
こうなったら仕方ありません。
ラインが切れるのを覚悟の上で、強引に引き寄せます。
「どうだ!?」
藻が切れた感触。
しかもまだ獲物は付いています。
「よし、巧くいった!」
引き寄せる手応えからしても結構大物。
「雨も激しくなってきたし、このイカを慎重に上げて今日は終了だな。いや~、なんとか教えるコーチとしても面目が立ったぞ」
などと獲物を寄せながら心の中で思います。
で、上がって来たのは~~~~~、
キミですかいっ!?
大きなウミヘビくん(笑)。
結局ヤエン釣り2回目の今町さん(仮名)は2ハイゲット!

ああ、これでますますヤエン地獄にハマったな(笑)。
私はアオリイカは撃沈!
いや~、最後にはウミヘビというオチまで付いて
いい夢見させてもらいました(笑)。
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兎に角、笑ってしまいました。
ウミヘビですか~
クッ、クッ、クッ、クッ
教えるのは巧いんだけどな~(爆)!
アナゴだったらよかったのですが…。