トリプルトラップ射撃大会に出場してきました。

「トリプルトラップ」なんていうと格闘技の必殺技のようですが違います(笑)。
トラップ射撃場で3枚のクレーを撃ち落とす大会です。
今回で7回目の射撃ですね。
日頃、射撃練習を全然していない私が大会に出るのも如何なものかと思うのですが、「大会でもないと射撃場に足が向かない私」の場合はこれでいいんです(爆)!
猟期も目前なのに改造を済ませた新銃を全然撃っていないので、とにかく新しい銃に慣れるのも必要ですしね。
山の中にある射撃場に着くとかなり寒い!
念のため持ってきていたユニクロのヒートテックタイツ上下を路上着替えで着込みます(爆)!
朝一で皆さんの笑いを取ってしまいました(笑)。
通常、射撃場では連続して2発しか撃てません。
3発撃てる自動銃であっても、射台で3発弾を込めたりすると安全上厳しく注意されます。
しかし、このトリプルトラップ射撃の日だけは違います。
自動銃やスライドアクションなどの、3発連続して撃てる銃の所持者のみが参加できるのです。
通常は、上下2連という上下に銃身がついた銃ばかりが並んでいる銃置場にも3発撃てる銃がズラリと並びます。

なかなか珍しい光景だ(笑)!
競技は30発撃ちの3ゲームです。(90発撃ち)
5人ぐらいのグループ分けをおこなって、縦1列に並んで待機。
一人ずつ射台に入って3つ連続で出てくるクレーを撃ち落とします。

こんな感じで並びます。(左から2人目は審判)
この競技のおもしろいところは「実猟を想定した競技」であるところで、オレンジのクレーに交じってランダムに白クレーが出てきます。
白クレーを撃ち落とすと缶詰1個もらえます(笑)。
更に1個目か2個目に出てきた白クレーを外すと、残りのクレーを撃たずに白クレーのみに2発、3発と追い矢を撃ってもかまいません。
皆さん、同じ1点なら缶詰をもらえる白クレーを必死に狙います(笑)。
ちょっとお祭り的な大会なので、白クレーを撃破したら喝采が上がりますし、外したらギャラリー共々「あぁ~」とため息が出ます(笑)。
これは実際の狩猟で出てきた獲物を瞬時に見分け、撃つ判断をするのにもいい訓練になりそうです。
「メスキジ」や「オシドリ」なんかの撃てない鳥が出てくることも多いですもんね。
ちなみに回転不良や不発などで発射できないと0点。
実猟を想定しているので撃ちなおしはききません。
鳥に「ちょっと回転不良だから待ってくれよ」な~んて言い訳は通用しませんもんね(笑)。
ほとんどの方が自動銃という、引き金を3回引くだけで3発撃てる銃を使用していますが、中にはスライドアクション(通称シャクリ)という、手動で薬莢排出・次弾装填を行う銃を使っている方もいます。
構造がシンプルで、回転不良などで弾が発射できない等のトラブルが少ないのが魅力の、まさに実猟向けの銃だと言えますね。

この方はスライドアクション銃の名手。
難しいシャクリで次々とクレーを撃破していました!
私は2組スタート。
改造が終わったばかりの新銃「ベレッタ テクニス」の初撃ちです。
(いきなり撃ったことのない銃で大会に出るなんて無謀以外の何物でもないですね。笑)

白クレーが出てきたらちょっとテンションが上がりますが、なんとか3枚中2枚撃破!
成績は90点満点中36点。順位は下から4分の1っていう感じでした。
野球で4割バッターだと相当優秀なのですが、射撃はそうはいきませんね。
それでもトップの方は66点で7割ちょっと。
射撃クラブのいつもは9割前後中てているトップシューターがそのくらいだから、いかに3発連続で中てるのが難しいのかがわかりました。
大会終了後、スキート射場に移って3ラウンド練習。
まだ右左どちらから出てくるのが完全には分かっていない状態で~す(笑)。
(一度間違えた)
帰宅して弾の使用記録を記帳してみたけど、まだまだ実包1000発も撃ってないですね。
「もう少し射撃練習頑張ろうっと!」と猟期の直前になって思うダメダメハンターでした(笑)。
来週は地元猟友会の射撃大会なのでこちらも頑張りま~す!
にほんブログ村
にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
3枚とも外れたのは何度もありましたが(笑)。
射撃って難しいですね~。
上下でダブルも面白かったけど、トリプルやってみたーい!
こちらでもそんなに開催される大会ではないようなので、貴重な経験でした。
難しかったけど。。。
キジ3羽かぁ~、そんなことになったら焦って1羽も中らない気がします。。。