食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

ホコのシャフト作成

ホコヤスとか銛とか金突きともいうヤツです。

まぁ、水中で魚を突き刺す道具ですね。

ダイビングショップやネットで様々なタイプのものが売ってます。
シャフトの素材もカーボン、アルミ、ステンレス等など。

ちょっと潜りをされた方なら感じると思うのですが
「市販品になかなか良いものがない」
のです。


私はホコ先土佐刃物の手打ちのものが好みに合って愛用しています。
ホコの作成3


それを装着するシャフトですが、もっぱら手作りした竹製のものを使っています。

今では竹でシャフトを作る人なんてほとんどいないようで、海でそんなものを持っている人を見たことがありません。

見た目はショボく、耐久年数も3年くらいのものです(笑)。

しかし、それを補って余りある良さがあります。

軽くて水中浮力があり、かなりの弾力性があります。

水中での伸びが良く、大物を突いてもシャフトにしなやかさがあるので、身切れしてバレることが少ないです。

ちょっと手間ひまかかるけど、何より安い!

安価であるということは重要な要素で、天候が急変して危険が生命に関わるような時には、躊躇なく捨てることができます。
(そんなときには海に入らないのが一番ですけど)



その竹シャフトの作り方です。

竹は女竹を使います。


生える場所によって肉厚や、曲がり具合の良し悪しがあるので、ちょっと切ってみて良いものが生えてる場所の竹を切ってきます。

これくらいの肉厚があればいいですね。
ホコの作成



枝をきれいに取り、節の表面をカンナで削り、平らにします。
これをしないとホコにした時に、引っかかります。

作業前
これが


作業後
こうなる


それから火で炙ります。
炙っています

これは油抜きといって、竹に含まれる水分や油分を出す作業です。
油抜きをしていない竹は強度が無く、全く使い物になりません。

クルクル回しながら、じっくりと全体を炙っていきます。
火が強くないと油抜きが出来ないし、強すぎると焦げたり破裂したりするので加減しながら。

出てきた油はウエスでふき取ります。


全体的に油抜きが出来たら、真っ直ぐに矯正していきます。

これは「曲げ」という道具。
(適当に廃材で作った)
曲げ
部分的に曲げる時に使います。
渓流用の和竿を作るときの道具です。

曲げたい部分を熱してテコの原理で曲げ、ちょうどいいくらいで水をかけて冷まします。
曲げ2


そうやって部分的に曲がっている部分を矯正し、全体のバランスを見ながら、足で踏みながら曲げて全体的に真っ直ぐにします。
矯正したら、また水で冷して型を固定します。
ホコの作成2


そのままでも使えないことはないですが、温度差の少ない日陰に半年くらい置いて乾燥させてから使います。

今作っているものは来年用ですね。




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コメント
保管
私も川舟の操船用に真竹で作りますが、竹が悪いと修正しても戻ったりしませんか?やり方が悪いのかな?
2009/08/11(火) 08:36 | URL | 川ガニ #AilrZkwc[ 編集]
川ガニさん
いやー、陰干ししてるとやっぱり戻りますね。
少しずつ矯正するけど、本当に真っ直ぐな良い竹は、100本切って1本ですね~。
2009/08/11(火) 12:37 | URL | じゃん #-[ 編集]
遊びに来ました
なるほど。手間隙がかなりかかるのですね。竹竿の良いモノが高い理由が理解出来ます。

2009/08/11(火) 18:38 | URL | シェフ #-[ 編集]
シェフさま
いらっしゃいまし~(^^)。

そうですね、こんな手間隙かかることは、誰もやらないかな(笑)。
買ったほうが簡単ですもんね。
でも、自分で作った道具って愛着があっていいもので~す。
2009/08/12(水) 00:30 | URL | じゃん #-[ 編集]
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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
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