初めての銃砲検査(通称:銃検)に行ってきました。
銃砲検査とは、許可を受けて猟銃などを所持している人が、
・その使用や保管方法が適正か
・猟銃を所持するのに問題のある状態ではないか
・眠り銃(使用実績の無い銃)ではないか
・不法な銃の改造などがされていないか
などの点で問題がないかの確認のための検査で、毎年受けなければいけません。
この銃砲検査を受けないと、所持許可が取り消される場合もあるそうです。
平日しか検査が開催されなかったら、半日休暇を取ってまた仕事を抜けてくるしかありませんが、幸い日曜・月曜日の開催なので助かりました。
検査は9時からだったので、日曜日9時ちょうどに会場である警察署入り。

おお!この警察署にはエレベーターなんてあったんだ!
何度も来ているけど初めて知りました(笑)。
受付けをしてから、銃の検査。
この時は猟友会のベテランの方もお手伝いをされています。
「この銃の銃身はここからここまでですよ」
「ああ、これは銃口径がこの方法では計測できません」
などと警察の方よりも詳しいですね。
それから聞き取り調査です。
銃の申請などとほとんど同じことを聞かれます。
高齢者の方は健康状態や認知症じゃないかを詳しく聞かれていましたね(笑)。
認知症なんて本人でも分らないだろうから、あんまり意味があるとは思えませんけど…。
私は特に問題なく終了。
費用は無料です。
同じ有害鳥獣捕獲隊のメンバーの方がちょっと長引いていました。
ハーフライフルと呼ばれる銃身の半分以下にライフリングの溝を切ってある銃を所持していたからです。
銃刀法が改正になってハーフライフルの所持が厳しくなったのです。
「この銃で散弾を撃ちましたか?」
「いや、この銃はそういう銃じゃないので(専用の弾で遠距離の大物を撃つ銃なので)、散弾は撃っていません」
「現行の銃刀法では散弾を撃てない銃は散弾銃と認められません」
とのやり取りが続いた後、
「そりゃ、散弾だって撃とうと思えば撃てますよ」
と言うことで散弾銃と認められ、なんとか検査クリア。
所持許可を認めたのは警察なのに、ハーフライフルを問題視した上に、こんなやり取りでクリアできるなんてザル法と言わざるを得ませんね。
狩猟免許取得の時の「ハンター同期生」とも再会し、この猟期の話などを話しました。
皆さん、初めての猟期を楽しく過ごしたようでした♪
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こんな構図を業界も許可権者も長年ほったらかしにして来た部分に問題がありますね。
というより、そのまんまスルー
今回の銃検の時も全く調べられず。
別にいいんやけどねw
なんで今さら?って感じです。
まったく銃器や狩猟に対して理解や知識のない担当者だと苦労するみたいですね。
こちらも割と苦労しています(笑)。
同じ県内でもまったく問題にならなかった所もあるみたい。
きちんと許可を得て所持し、保管にも使用にも問題ないからいいと思うんだけどなぁ。
高校生のエアライフル競技に酷く影響があったと聞き及んでおります。
道内ではハーフリング・ライフルでの鹿撃ちする方が多いので影響も少なくないと思います(^-^;)
厳しく改正するのは最もだとは思いますが、実態に則した改正をして頂きたいものですネ・・・。
銃所持に関しては、厳しくなるのはしょうがない(というか今までが甘すぎた)のでは、と思います。
酷い噂も聞きますもの。
さぁ、これからハンターってどういう扱いになるんでしょうかね~。