少し前の猟期中の話になります。
イノシシ・鹿と複数頭の獲物が獲れたのである程度の場所まで獲物を引出し、私の軽トラの荷台に積み込みます。
それから岩場の林道をゆっくりと進んでいると違和感。
少し広くなっている場所で停車。
「やっぱりね」
タイヤの側面に岩がヒットしてバースト(タイヤが裂けること)。
「ま、そろそろ限界だったからタイヤ交換の良い機会だったと思うことにしよう…」
交通量の多い幹線道路や高速道路を走っていた時にバーストすると重篤な事故の原因にもなりますし、ポジティブに考えなきゃね。
特に私は軽トラの荷台にワンコ達を積んで移動するので、何事もなく良かったです。
猟隊の仲間たちとスペアタイヤへ交換を試みますが、車載工具が見つかりません。
「あれ?ところで軽トラのジャッキとかレンチってどこに収納してるんだ」
私の乗っているハイゼットジャンボはシート後ろに少しスペースがあるので、てっきりそこに搭載されているものとばかり思っていましたが見つからず。
スマホで検索すると助手席シート下にジャッキが収納されていることが分かりました。

しかし六角レンチとジャッキを回すシャフトは見つからず。
「あ~、これは確認していなかったけど下ろした記憶も無いし、中古で購入した最初から載っていないな」
ま、そこはグループ猟なので仲間たちの車から立派な工具が続々と出てきます。
ところがSNAP ON製の高級六角レンチでナットを回しますがビクともせず。
「なんじゃこりゃ!インパクトレンチでメチャクチャ締め込み過ぎてるな」
レンチの上に人が乗っても動かず。
「JAF呼ぶか?」
という話も出てきましたが、近くに廃材置き場があり鉄パイプをお借りしてくることに。
「ナットのシャフト側が折れませんように…」
六角レンチのレバーに鉄パイプを差し込み、少しずつ力を加えます。
ジワっと緩むナット。
全てのナットが無事に緩み、スペアタイヤを装着。
(鉄パイプは元の場所に返してきましたよ)
私の軽トラはリフトアップしてタイヤサイズを大きくしているので、「ノーマルのスペアタイヤでまともに走れるのか?」という問題がありましたが、とりあえずの走行には問題なく走れました。
しかし装着しっぱなしで放置していたので、空気圧の低下はどうしようもなく近くのタイヤを売っているカーセンターへ。
「何でもいいから合うタイヤを装着して欲しい」
ということで探していただきましたが、合うサイズのタイヤの在庫がなく、空気圧の調整のみで帰宅。
いつも持ち込む自動車整備工場で同じタイヤを取り寄せていただくことになりました。
使用限界になっていたので4本共に交換。
「ロシア・ウクライナ紛争や円安の関係で今年になって2回もタイヤの値上げがあってしまったんですよ…」
申し訳なさそうに提示された見積書は、工賃込みでほぼ10万円!
軽トラのタイヤなんて、4本セットで2万円でお釣りがくる時代を知っているので驚きました。
しかしまあ、人間と愛犬たちの命に関わることですし消耗品なので安全には変えられませんしね。

「やっぱりピカピカの新品タイヤは良いね!!」
お財布には厳しくて泣きそうだけれど、新品タイヤになったし事故もなくとりあえず良かったです。
↓日頃からきちんと整備しておけっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- 関連記事
-
スポンサーサイト
エンジンオイルもバッテリーも強烈に値上がってるし。
それにしても・・・
やっぱり岩場は要注意ですね。
何でも値上げやなぁ(´-ω-`)
遊び呆けていました(笑)。
色々な物が高くなりましたね。
こんな時こそハンターの生命力を誇示したいものです(笑)。
遊び呆けていました(笑)。
はい、なんでも高くなりましたね。
お給料も高くなってくれると良いのですが…。