「ぐわわぁ~っ! 堪らんっ!!」寝ていると夜中に突然の爆音で叩き起こされ、枕と掛け布団を掴んで寝室から一番遠い部屋へ避難。
何の音から逃げたのかと言うと、カエルの大合唱の音です。
寝不足で朝はバタバタしたので、翌日の夕方に隣の田んぼを確認。

「やっぱりね…」
麦の刈取りが終わった田んぼ(畑)に、稲を植えるための水を張り始めたのです。
水を張り始めると、土の中の昆虫たちが残った陸地によじ登り、容易く捕まえられるのでしょう。
周囲のカエルたちが一斉に集まって来て、一年で一番活発に活動する感じ。
「グエェェ! グエエェェっ!!」
「ギャコギャコギャコっ!!」集団のカエルたちが張り合って鳴き叫んでいるので、「ケロケロ」とか可愛いものではありません。
全く寝ることが出来るレベルの音量ではないのです。
「やった~っ!!年に一度のこの日がやって来たぞ♪」
と、カエル達は喜んで大合唱しているのでしょうが…。
眠ることが出来ないのは辛いのも事実なのですが、しかしまあ年に一度の自然の行事だと思うとほとんど苦にはなりません。
と言うのも翌日以降はエサの昆虫も少なくなり、カエルも興奮状態から醒めるのでしょう。
少しずつ音量も下がって来るし、人間も音に慣れてきます。
「しかしまあ、自然の中で生きる生物たちはエサがある状況をよく知ってるよな~。
畑を耕している時はトラクターの後ろにミミズや昆虫を狙ってカラスやサギ類が待ち構えているし、麦や稲の収穫時のコンバインの後ろには猛禽類がハツカネズミなどを狙って舞っているもんなぁ」
水が張られつつある田んぼを見ながらそんな事を考えます。
田んぼに水を張り終えると田植えが始まり、夏の終わりには青い絨毯の様に柔らかな稲が伸び、秋には金色に輝く稲穂が風に靡くことでしょう。
自宅の隣が田んぼだと、カエルがうるさかったり虫が多かったり、時には自宅の敷地にヘビが入り込んだりと不自由な面も多々あるのですが、季節の移ろいを肌で感じることができ、そしてその事が私の心を整えてくれる気がします。
「さ、ストレスが多い人間社会だけど、今日も頑張って仕事に行くか!!」
ごめんなさい。ちょっとだけウソつきました(笑)。
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ここ最近はブッポウソウの鳴き声が目覚まし代わりです。
きのうはヤマカガシを2匹みました。
でも、都会に行くと、車の走行音、
サイレンの音で寝られません。\(//∇//)\
田舎でよかったです。
あ、竹やぶを鹿、猪が歩くバキバキ音は勘弁して欲しいですが。
(≧∀≦)
マングースでも飼いますか( ̄▽ ̄)
そんなにすごいんですね・・・。
引っ越してきたころはそうでもなかったんですが、ここ数年秋に鹿のコールが響き渡ります。
ストレスが溜まったら、かえるのうたも良いかな?と思います。
しかし夜中にトイレに起きた時に「ホゥホゥ」とフクロウが鳴いているのを聞くと、ちょっとホッとします。
野良猫の発情期は勘弁してほしいですけど…。
シロアリ業者さんが言いにくそうに「あの~、天井裏にヘビの抜け殻がたくさんあります」と報告してくれます(笑)。
ヘビは平気なのでマムシ以外はスルーです♪
ベートーベンの「運命」が枕元で開演されたような感じです。
理由は不明ですが、夜中に突然なんですよね~(笑)。
理解してもらえる人がいて嬉しいです。
しかしですね、これが聞けなくなったら「うう、淋しい」と思ってしまうんだろうな、と感じます。
あれは実際体験した人じゃないと分からないでしょうね...。
その分堀で雑魚すくいして遊んだり、蛍を見に行ったりしたものですが、今では住宅やバイパスができ実家から田んぼまで何キロも離れてしまいました、昔を思い出し懐かしく記事を読ませてもらいましたよ...。
20代で卒業しましたけど…(笑)。
米や麦がどうやって出来ているのかとか、そこに住む生物たちを知るという事は、色々な意味で大切なことだと思うのです。
スーパーに様々な肉や魚や野菜や調味料や香辛料が並んでいるって、奇跡の様な光景だと感じるのです。
ちょっと話が飛躍し過ぎましたかね~♪