「あ!やっと届いた。本当に来るかどうか心配だったんだよね」
郵便受けに届いた葉書を見てちょっとホッとします。
その葉書というのはこれ。

「にわとりのヒナ配達について」
です。
最後のホシノさん(ホシノブラックという種類のニワトリ達)がお亡くなりになって約2年…。
繁茂する庭の雑草に辟易し、孵卵器を購入して有精卵からヒヨコを孵化させました。

「確率から言って半分はメスだから、2羽くらいはメスだろう」
と思っていたのですが、5羽孵化したヒヨコの全てがオンドリ…。

「我ながら凄い確率だ…」
卵から産まれたヒヨコ達はとても可愛かったのですが、成長して鬨の声(コケコッコーというヤツ)を夜中の2時くらいから叫び出すと、近隣住民の迷惑になるので飼えなくなりました。

何よりも「そろそろ鳴き出す時間だ…」とか「ご近所さんもさぞかし迷惑だろうな」などと考えると、チキンハートの私自身が寝不足になりました。
その結果、2羽は食用として人間の栄養となり、3羽は種鶏として知合いのハンターさんに引き取られることに。
「しょうがない。チマチマと人力で草抜きをするしかないね…」
しかし雑草の成長スピードは物凄く早く、夏の陽射しや集団で襲い掛かってくるヤブ蚊にギブアップ!!
一度ニワトリ除草(そして毎日卵を産んでくれる)の味をしめると、もう人力に戻るのは無理。
さりとて、もう一度孵卵器で有精卵を孵化させる気力が復活することはありません。
そんな時に地元のJAで雌鶏だけを購入できることを知り、電話を掛けてお尋ねしました。
「あの、雌鶏だけを購入したいのですが可能ですか?」
「可能ですよ。しかしニワトリは予約制になっていて、毎年3月に予約を受け付けるんですよ。残念ながら今年の予約分は1週間前に終了しています」
「そうなんですね…」
そうして約一年待ち、ようやく雌鶏のヒナを予約できたという訳です。
私が予約したのは雌鶏を4羽。
「3羽で充分だろう」と思ったのですが、病気や外敵から襲われた時の保険としてホシノさん達と同じ数にしました。
(ホシノさん達も大人になるまでに1羽死にました)
紆余曲折ありましたが、ヒヨコがやって来るのが楽しみです♪
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1羽くらいはメスが…なんて甘い考えはやめておきます。
(^_^;)
坪ちゃんさんチなら雄鶏の鳴き声は大丈夫でしょう。
でも真面目に、ニワトリが自宅を歩いている姿を見ると癒されますよ♪
全く知りませんでした。
JAに猟仲間がいるので、今度聞いてみようかな。
ほのぼのとした「お知らせ」に、ホッコリとしてしまいました。
楽しみですね♪
草刈りは人力でいかれるのか?と思っていました。解放と楽しみの日々ですね。
孵卵器購入に歯止めをかけてくれたじゃんさんに感謝です。
昔々、少年ジャンプで連載されていた
「ぼくの動物園日記」で、その存在を
知りました。
あれから約40年以上は経っていますが
生まれた時は母親の気分になると描かれて
ありました。
でも効率的に雌鳥が購入出来て良かったですね。
他所の県のペットショップに、雌鶏だけ売っている場所があったので買いに行く寸前でした。
とても楽しみです♪
ニワトリの草刈り能力はかなり優秀です。
啄ばむ以上に、足でケリケリと土をほじるのが効果的みたいです。
その代わり、雨が降ったら泥濘になりますけど…。
色々なことで難しいです(笑)。
真面目に!
私の場合、孵化したのが全部オスだったのですが、いつか広大な土地を持つ田舎に引っ越したら、再度ニワトリ孵化計画にチャレンジしてみたいと思います♪
私もネットで見てビックリしました。
まず、自動的に「転卵」が出来ます。
強力な光で「検卵」も出来ます。
産まれても保温されたケース内でヒヨコが保護されます。
私は一回しか使っていないのですが、何より産まれたヒヨコが可愛いです。
是非何度も孵化に挑戦したいと思います♪
(有償譲渡ですよ)
品種は「奥美濃古地鶏」
県の養鶏研究所(いまは養鶏研究部)ですけどね
JAに頼むと名古屋コーチンになるかな~
10羽予約すると2羽おまけがついてきます
それだけ死んじゃう率があるって事でしょうが
3年目になりますが全部残っています
烏骨鶏も欲しいのですが・・・卵から孵すしかないかも?
雄の確率、そんなに高いのか~~?
おお、そちらは「奥美濃古地鶏」なのですね。
羨ましい!!
名古屋コーチンも超羨ましいです。
こちらの品種は来てからのお楽しみという事で。
オスメスは半分半分だと思います。
今回は私の引きが強かった(弱かった?)だけなのです…。
でも孵化する様子は可愛くて、見ることが出来て本当に良かったと思います。