モリ(右)と一緒に写っているのはリキくん。
リキくんは屋久島からやって来た純血の屋久犬です。
飼主さんが近くに来られるというので、リキ君を連れてわざわざお越しいただきました。

「おお、リキくんは毛色も濃い赤茶色で良い色だ。スリムな体型も屋久犬らしいね♪」
ふじが子宮蓄膿症で子宮・卵巣の摘出手術を行い、実は私に一気に焦りが出てきたのです。
モリと姉妹犬のカヤは最初のケガで産道近くを牙で突かれて深い傷を負っているので、お産に耐えうるかどうかが怪しく、繁殖能力のあるメス犬が我が家にはモリしかいなくなりました。
このブログでも何度か書いていますが、優れた猟犬の血統はハンターにとって何にも代え難い財産ですし、一旦優れた血筋を失ってしまうとどうやっても取り返しがつかないほどの損失なのです。
モリやカヤも5歳になりますし、妊娠適期を逃してしまうと子犬を授かることも難しくなります。
そこで日頃から、お相手となる優れた屋久犬系のオスはいないかと探していたのです。
ブログで呼びかけることも考えましたが、発情期になって交配のためにモリを預けることを考えると、近隣にお住まいの方じゃないと現実的に無理な話です。
そこに近隣にお住まいのリキくんの話が入って来ました。
「まずは体格差や相性を見るために2頭を会わせてみましょう」
ということになり、今回のご対面になりました。
「私の縄張りに何勝手に入って来てるのよっ!!」

モリの背中の毛が逆立っていますね。
最初は緊張感のある2頭でしたが、しかしその内に慣れ、2頭をフリーにしても一緒にテケテケと仲良くお散歩。
「お♪なかなか良い感じじゃないかい!?」
ちょっとほのぼのした雰囲気が漂います。
「あの~、リキはイノシシに一度、片方の睾丸の皮(中身は大丈夫)を切られているのですが問題ないでしょうか?」
とリキくんの飼い主さん。
「〇玉は片方でもあれば問題ないと思いますし、それだけイノシシに対してしっかりと猟欲があることの方が大切なことだと感じます」
そんな話をして、和気あいあいと今回の顔合わせは終了。
もしかすると今年は佳い話がブログ記事にアップできるかもしれませんね♪
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カールくん、もうおじいちゃんだけど、
よく1人で腰振ってます。\(//∇//)\
今までのところ、3勝2敗ですから負け越していますもんね。
こればかりは授かりものなので、積極的に出来る事は頑張れるだけ頑張って運を天に任せます♪
うまいこと授かればいいのですが…。