「最後に鳥撃ちに行って冷蔵庫の中で熟成中の鴨があるけど、何にして食べようかなぁ…」
そんな事を日々思っていると、友人(ハンターさん)から
「柑橘類たくさんあるけど取りに来ない?」
という連絡をいただきました。
「やっほ~っい!これはオレンジソースを作って鴨肉のステーキにして食べろという天からの啓示に違いない♪」
と、喜んで友人宅に伺います。
そして雑談の中で鴨肉ステーキをオレンジソースで食べようと思っていることを伝えると、
「あ、じゃあマーマレードもあるから持って行く?」
ということで、ありがたくいただいてきました。
美味しいマーマレードがあるとオレンジソースを作るのも手間が省けて楽なんですよね。
まずはフライパンに砂糖(ムラなく出来るのでグラニュー糖の方が好ましい)を入れ、ジワッと熱を加えます。

「このカラメル作り(キャラメリゼ)が上手くいくと、ほろ苦くて美味しいオレンジソースが出来るんだよね~」
あっと言う間に焦げて繊細な作業なのでかなり集中!
それから白ワインで伸ばし、いただいたマーマレードとハーブ類なんかを加えて煮詰めます。

(ここら辺はお好みのレシピで)
それから表面にパリッと焦げ目が付くくらい、尚且つ中心部はロゼ色くらいな感じで鴨肉を焼きます。

柑橘類と一緒にいただいた里芋を付け合わせに焼きましたが、これがホクホクしてとてもよく合いました。
「鴨肉は本当に美味いよなぁ~♪」

(イノシシ肉でも鹿肉でも同じことを言っているのですが…)
「今年の鴨肉もこれで食べ治めかぁ…」
安物の赤ワインをチビチビと飲み、この猟期に食べられる鴨もこれで最後だと思うと、しみじみと感慨深いものがあります。
「ん~、でも何かを忘れている気がする…」
酔いが回った頭で布団に入り眠りに就きます。
そして翌朝、キッチンに放置されたバターを見て思い出します。
「ああ、オレンジソースの仕上げにバターを入れるのをすっかり忘れていた!!」
私の場合、飲みながら料理を作ることが多いので、しばしばこんなことがあります(笑)。
「でもよく脂が乗って抜群に美味い鴨だったし、バターなしの方が鴨肉と鴨脂の味を堪能できたから、これはこれで有りだな♪」
ま、結果オーライという事で(笑)。
今日も自然の恵みに感謝です。
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バターは次回と言う事で今回は結果オーライですな♪
うちでは鴨つけ麺で食べることが多いですが、鴨肉は孫たちも好物の様です...。
「器用貧乏」
そんな言葉が浮かんできます(笑)。
今回はフライパンで焼きましたが、鴨肉を炭火焼きにすると「ジュワっ!!」と落ちた脂で燻されて最高なんですよ。
(でも猟期は忙しくてなかなか出来ません…)