空は蒼く、梅も咲き…。

「平和だなぁ…」
そんな事を思ったとある一日。
平和じゃない出来事が…。
このメスイノシシはグループの方が仕留めたイノシシなのですが、倒した後にモリとカヤがガブリ付いていたとのこと。

「ムキーッ!散々逃げ回って手こずらせてくれたわね!!」
倒した獲物に猟犬が噛み付くのは本能的なもので、ある程度しょうがないものです。
しかし我が家の猟犬の場合、ちょっと普通とは違っていました。
(その異変が分かりますか?)
答えはこれ!

射手の方がヘッドショットで仕留めて下半身は無傷だったのに、内股などの柔らかい部分にガブリ付いた上に、肛門を引き千切って腸まで出していました。
「お前が鹿の胃袋ばっかり与えるから、お前の所の犬は内臓大好き犬になってるぞ!」
「それにしてもこんなに的確に肛門を抜いた犬を初めて見たよ。なんか特別に仕込んでいないか?」
「ちゃんとエサやってる? 骨とか胃袋ばかりじゃなくて、たまには肉も食べさせてやれよ」
解体しながらそんな話でワイワイと盛り上がりました(笑)。
私も自然の中で死んだばかりのイノシシや鹿を何度か見たことがありますが、例外なく目玉や肛門などの柔らかい部分から食い散らかされていました。
特に溺死した個体は魚とカラスによる損傷が酷かった感じです。
こんなことから、昔は溺死すると「河童にケツコダマを抜かれる」なんていう逸話が生まれたのでしょう。
「内臓の内容物が出ているんじゃないかな…」
と心配になりましたが、腹腔内に留まり食肉部は全く問題なし。
いやしかし、ちょっとかなり恥ずかしかったです。
(ちゃんとご飯は食べさせているんですけどね…)
今日も自然の恵みに感謝です。
↓なんでも食べる飼い主に似たんだよっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- 関連記事
-
スポンサーサイト
いやぁ何か菊門がムズムズしてきましたねぇ。
でも有るところに無いのを見ると、かなりビックリしましたよ。