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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

ケツコダマを抜かれる…

空は蒼く、梅も咲き…。
2022.02.20ケツコダマを抜かれる1

「平和だなぁ…」


そんな事を思ったとある一日。
平和じゃない出来事が…。

このメスイノシシはグループの方が仕留めたイノシシなのですが、倒した後にモリとカヤがガブリ付いていたとのこと。
2022.02.20ケツコダマを抜かれる2

「ムキーッ!散々逃げ回って手こずらせてくれたわね!!」
倒した獲物に猟犬が噛み付くのは本能的なもので、ある程度しょうがないものです。

しかし我が家の猟犬の場合、ちょっと普通とは違っていました。
(その異変が分かりますか?)


答えはこれ!
2022.02.20ケツコダマを抜かれる3

射手の方がヘッドショットで仕留めて下半身は無傷だったのに、内股などの柔らかい部分にガブリ付いた上に、肛門を引き千切って腸まで出していました。


「お前が鹿の胃袋ばっかり与えるから、お前の所の犬は内臓大好き犬になってるぞ!」
「それにしてもこんなに的確に肛門を抜いた犬を初めて見たよ。なんか特別に仕込んでいないか?」
「ちゃんとエサやってる? 骨とか胃袋ばかりじゃなくて、たまには肉も食べさせてやれよ」

解体しながらそんな話でワイワイと盛り上がりました(笑)。


私も自然の中で死んだばかりのイノシシや鹿を何度か見たことがありますが、例外なく目玉や肛門などの柔らかい部分から食い散らかされていました。
特に溺死した個体は魚とカラスによる損傷が酷かった感じです。

こんなことから、昔は溺死すると「河童にケツコダマを抜かれる」なんていう逸話が生まれたのでしょう。


「内臓の内容物が出ているんじゃないかな…」
と心配になりましたが、腹腔内に留まり食肉部は全く問題なし。


いやしかし、ちょっとかなり恥ずかしかったです。
(ちゃんとご飯は食べさせているんですけどね…)


今日も自然の恵みに感謝です。


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コメント
No title
今日から肛門をキュッと締めて寝たいと思います・・・。w
2022/02/21(月) 12:06 | URL | 黒い箱 #-[ 編集]
No title
カモンカモン肛門(゚д゚(  *  )

いやぁ何か菊門がムズムズしてきましたねぇ。
2022/02/21(月) 20:10 | URL | rossi #-[ 編集]
黒い箱さん
そう、潜っていたりする時に気を抜いたら怖いことが起こるかもしれません…(笑)。
2022/02/21(月) 21:59 | URL | じゃん #-[ 編集]
rossiさん
ええ、我が家のワンコは弱点をよく知っていますよ(笑)!!
2022/02/21(月) 22:00 | URL | じゃん #-[ 編集]
No title
水木しげるで言うしりこだまやね!(^^)
2022/02/21(月) 23:31 | URL | オイノコ #-[ 編集]
オイノコさん
はい、調べてみるとそちらが正式名称のようです(笑)。

でも有るところに無いのを見ると、かなりビックリしましたよ。
2022/02/23(水) 22:22 | URL | じゃん #-[ 編集]
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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
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