出猟して帰宅する軽トラの車中でのことです。
プゥ~ンと仄かに匂ってくる刺激臭。
近頃は毎週土日出猟しているので、原因物質は最近の物に違いありません。
これが釣りにしか使っていない時期だと「クーラーボックスから魚が一匹落ちていた」とか「磯ガニが紛れ込んで原形をとどめないくらい腐敗していた」なんて言うことになり、悲惨過ぎて目も当てられない状況なのですが、今回はそこまで酷くはありません。
「はて、一体どこから匂ってくるんだ?」
最初は車内に吊り下げているゴミ袋を疑いました。
コンビニでサンドイッチやオニギリを買って、その包装紙に付着した食品残渣を疑ったのです。
しかしゴミ袋の中は、逆にコンビニコーヒーの良い香り♪
「じゃ、いったい何!?」
獲物の解体の時に踏み付けた肉片が長靴の底に付いていないか調べますが、これもシロ。
自分の鼻を頼りに匂いの元を辿ると、確かにハンティングベストから鼻がひん曲がるような匂い…。

(作業着の上下に蛍光オレンジ色のパーカーとハンティングベストが年間を通じてのユニフォーム)
山入りする時のアウターとしてハンティングベストを一年中着ているし、そんなにしょっちゅう洗うものではないので匂いがしてもおかしくはないのですが、今回は明らかに異常な匂い。
「ハッ!そう言えば…」
と思い当たることがありました。
猟期初めに倒した小鹿を山から一人で引き出しました。
その時に小鹿の口から胃液が滴り落ちて来て、私のベストに付着したのです。
「むう、血液や内臓の体液には気を遣っていたけれど(共に衣服に付いて腐敗すると酷い匂いになる)、胃液は想定外だったなぁ…」
まあ、ちょうど洗濯する時期でもあったので、洗面台でベストを下洗い。

それからその後、他の狩猟用衣類と風呂場の残り湯に漬けこんで翌日に洗濯。

「賃貸住宅住まいだった時には、お風呂場でイノシシを解体したり、風呂桶でウナギを飼ったりと無茶苦茶な生活だったなあ~」
そんなことをしみじみと思い出します。
それから10年近くが経過しようとしています。
しかし人間はほとんど進歩していないという事を痛感させられた出来事なのでした(笑)。
片付けも頑張りたいと思いま~す♪
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よくよく調べたら、スパイクで腐って放してあった魚を踏んでいたようです。
滝壺でデカい三又が半腐り、首を切り、ゴミ袋を二重にして持ち帰り、
どこか穴が開いてたようで、ひと月匂いが取れませんでした。
罠のトメで、ヌカのドロっドロが飛んでくることもありますね。
(^_^;)
ご臭傷様でした。
飼い主のベストとは。
本当は一緒にヌタ場に浸かったんじゃないの。。。
私の車は荷台付きなので大丈夫ですが、他の方で分け前の肉切れが落ちて酷い匂いになった方もいます…。
匂いが付くと車内悲惨ですよね。
帰宅する車中で吐きそうになったので、ずっと窓を開けて走行していましたよ(実話)。
「昼間から飲酒運転じゃないのか?」
と警察に停められないかドキドキしていました(笑)。
近々アップしたいと思います。
いや、ヌタ場に何度も浸かり込んだワンコベストの汚れは本当に酷いものでしたよ…。
特に昔はモクズガニや岩ガニを大量に獲って来て、1匹くらい逃げ出しているヤツがいたので悲惨なことになっていました。
そういうトラウマがあって私は荷台付きの車に乗るようになったのかも…(笑)。
若くはないのですけど…。
後で訪問させていただきます!!