さて、本日も山へと出発!!
1ラウンド目は私と御年85歳の長老勢子が犬を放ちます。
そして結果、長老勢子が50kgほどのイノシシを立て撃ち(猟犬が啼き止めた獲物を撃つこと)。
啼いている猟犬に気を取られてるとは言え、獲物に忍び寄る相当な技術と脚力がないと出来ない芸当です。

「いや~、こんなことは年に一度あるかないかだよ」
と謙遜されていますが、11月1日からの今猟期だけですでに3回目の立て撃ち。
「あの~、あなたより3周りほど年下の私の立場まったく無いんですけど…」
2ラウンド目は私が初めて入る山。
待ち役(射手)に回った長老勢子が先頭に立って、年若い2人のゲストハンターさん達を待場に配置します。

(写真じゃ分かりにくいのですが、かなりの急斜面です)
勢子役が猟犬を放ち、遠くから追い啼きが聞こえます。

谷向こうにチラチラと立派な角を持った鹿が走るのが見えたので、「そっちに行ったよ」と無線連絡。
ドゴーン!!と鳴り響く銃声。
運よくゲストハンターさん達の待場にかかり3発ほど射掛けますが、残念ながら抜けられました。
このラウンドでは勢子役がメス鹿を1頭ゲット。

見切りの段階ではカセギ(エサを食べた跡)や足跡も少なく獲物に乏しい感じでしたが、何だかんだで執念深く捻り出してくる感じ。
「あ~、今日はボウズで早く帰れるかと思っていたのに…」
なんて事を放しながらワイワイと解体作業♪
いや、それにしても長老勢子スゴイな~!!
(ちなみに未だに全部自分の歯で虫歯も無いとのこと)
『三国志』の主人公、劉備玄徳に使える五虎大将軍の一人、「黄忠」という老将軍のことを思い出しました。
「40、50(歳)はハナタレ」
なんて言葉がありますが、全くその通りだな…。
私なんてまだまだ嘴の黄色いヒヨッコ。
先輩方に追い付けるようにしっかり精進したいと思います。
今日も自然の恵みに感謝です。
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(^_^;)
カールさんの目薬係で全然行けてませんわ。
(≧∀≦)
精進せねば!!
カールくん、お大事になさってくださいね♪
いえいえ、ゲストさんに獲物を見て撃ってもらえただけで良かったです。
当たる外れるは時の運もあります。
それにそんなに簡単に当てられると私たちの立場が無くなります(笑)♪
また遊びに来てくださいね。