本日は私の知合いのゲストハンターさんが参加されました。

装薬銃での狩猟は今年が初めてですが、11月1日からの単独猟ですでにイノシシと鹿を1頭ずつ仕留めています。
これだけでも只物はないことが分かりますが、なにより「巻狩りを勉強させてください。なんでもやります!!」という熱意と謙虚さに打たれました。
待ち合わせて一緒に見切りの方法や、獲物の習性などをレクチャー。
目ぼしい獲物の痕跡は見つからなかったのですが、麓に痕跡がなければそんな状況を打破する方法で山を巻きます。
人里近くや小さな山はそれなりに蹴散らしたので、後は見切りが効かない(山の中に獲物が居込んでいるような場所)山にいると見当をつけて攻めます。
1ラウンド目は勢子役が60㎏ほどのイノシシを立て撃ち。

待ち役が鹿を1頭仕留めて終了。

2ラウンド目は我が家のワンコさんズの出番。

左より、カヤさん、ふじさん、モリさん。
藪深い場所をピンポイントで攻める段取りです。
射手が弓を張る(包囲網を張る)時に待機していると、朝からポツポツと降っていた雨が本降りになります。

「ウチの猟隊がこんなに降っている時に競るなんて何年ぶりだろう…。ゲストハンターさんのヤル気に当てられちゃったかな…(笑)」
おそらく高齢ハンターさんの多くの方々は、自分の培ってきた知識や経験や場所を若手ハンターさんに伝えたがっていると思うのです。
だけどそれに応えられるだけの熱量を持った若手のハンターさんがほとんどいないのも事実でしょう。
ワンコ達を山へ放ち、私も雨で濡れた急斜面をヒーヒー言いながら登って行きます。
射手が待ちに付く時に何頭もの鹿がゾロゾロと待ちの外へ出て行ったとのこと。
このラウンドでは結構派手に銃声が鳴り響き、鹿を2頭と35kgほどのイノシシをゲット♪

(手前が2ラウンド目の獲物です)
昼過ぎには終わって撤収。

(左より、モリさん、ふじさん、カヤさん)
ゲストハンターさんに撫でてもらってご機嫌のふじ♪

その後はとっとと解体作業を終わらせ、またまたイノシシステーキ焼肉での反省会。

ゲストハンターさんには
「とても面白かったし、大変勉強になりました」
と言っていただけました。
結果的に大猟だったので
「ま、ざっとこんなもんだぜ!! 雨降りだしたから今日はこれくらいで勘弁しといちゃるけどな!!」
的な雰囲気で賑やかに終了(笑)。
ゲストハンターさん、また来てくださいね。
今日も自然の恵みに感謝です。
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ゲストさんが来られた時に、ボウズではなくホッとしているのが本音ですが(笑)、そこは「いつもこんな感じ」的な大ぼら吹きの猟師の性質だと思ってください。
大猟でゆっくりする時間がなく、解体や骨の外し方などが丁寧に説明できずにすみません。
いつでも遊びに来てくださいね!!
でも「狩猟の道は長く険しくイバラの道なのだっ!!」と伝えています(笑)。