ピロリロピロ~ン♪と、スマホに着信。
「すみません、明日は風が強くて…」
「まあ、そうですよね。自然には勝てません。またよろしくお願いします」
予約をしていた釣り船の船長さんから欠航のお知らせ。
「ふう、残念…」
台風一過の青空を眺めながら、ため息。
地面が渇いていない内に雑草抜きと庭木の剪定をしようかと外に出ますが、物凄い数のヤブ蚊の攻撃に遭い心を折られます。
「だあああぁぁ~!やってられねぇっ!!」
諦めて室内に入ります。
たまにはのんびりと過ごせばよいのでしょうが、根っから貧乏性なのでゆっくりと過ごすという事が苦手です(笑)。
向かうのはお風呂場。
賃貸住宅暮らしの時には、
イノシシやアナグマを解体したり、ウナギやスッポンの生簀と化していたお風呂場ですが、現在の状態はこんな感じ。

電動式の回転砥石を使う時に重宝しています。
我が家のお風呂は半身浴用に一段高くなっている場所があるので、ここに電動砥石を置きお風呂用椅子をセット。
通常は普通の砥石でシャコシャコと手砥ぎをしているのですが、大きな魚を捌いたり、長いこと使い込んだりで、大きな刃こぼれや刃先の再形成をしっかりとしたい時は、楽なので電動式の回転砥石を使用します。
「じゃあいつも回転砥石を使えばいいじゃないか!?」
と思われるかもしれませんが、砥石から出る砥ぎ粉(砥石+金属+水)が広範囲に飛び散るので、使う場所も限られ後片付けも面倒なのです。
回転砥石を使用する時は、包丁やナイフなどを含めて多数の刃物を砥ぎます。
セットしたり片付けたりするのに時間も精神的準備も必要ですから、面倒なことは一度に片付けておきたいのです。
使用しているのは800番くらいの中砥。
大きく刃欠けしているもの以外は、シャシャーっ!と表面を整える感じで。
この後手砥ぎで仕上げ砥石を掛けて行きます。
砥石と刃先との僅かな接触面に神経を集中させ終了。
仕上げ砥を掛けた後に、電動砥石やお風呂場をピカピカに清掃。(←これ大事。笑)
(人工タイルなどに浸透するので、砥ぎ粉は早めに掃除することをお勧めいたします)
「狩猟を始めたばかりの頃は、解体場所や獲物の運搬方法にも困っていたけど、今は少し楽になったかな…」
狩猟を始めた頃の事を思い出します。
「しかしこんなお風呂場使用方法を掲載すると、また色々言われちゃうんだろうなぁ(笑)」
そしてそんな生活をチマチマとブログに書いて、色々な方面からメッセージ(大部分は好意的なものでしたが、かなり批判的なものも有りました)をいただいた事も思い出されます。
「人間、自由に生きて良いんだよ」
最後の仕上げ砥石を掛けながら、そんな事を改めて自分に言い聞かせたのでした(笑)♪
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うちは人間ように、メダカように、スッポンように、ウナギように、畑の水溜めようにと予備にもうひとつあります♪
(^ω^)
うちの風呂場は時々タイダイや藍染の試験会場になりますね。
我が家ではバイク用の革製品を洗う位ですね…(^^)
このような使用方法は間違っていると思います。
私は断固として反対です♪
でも結構、飛び散りんこね。。。
庭に転がっています。
ウナギやスッポンの生簀として活用しています。
(他にも小さな箱罠の〇〇〇…)
増やすのは良いのですが、場所を取るのが痛いですね…。
昔は庭に行けのある家多かったですよね。
いやいや、そんなことしていたら「巨大海水水槽が欲しい!!」なんて思ってしまうので我慢しています(笑)♪
ご家族のご理解があるのですね~。
良いものが少なくなって価格高騰しています。必要な人には必要ですから…。
青砥を持って行かれた方は価値が分かっていたのでしょうね。
電動砥石は思ったより面倒ですね。
砥いでいる時は楽なのですが、セッティングしたり後片付けをすることを考えたら、ついつい手砥ぎになってしまいます(笑)。
狩猟をする人が益々少なくなってしまいます。
ましてや血痕や毛が落ちていたり、生きたダニが這いまわっているなんて常識では考えられませんよね…(笑)。
そーいう使い方もあるんですね
たっぷりのウナギやスッポンはちゃぷんとしたいなと思いますね~♪