ナイフを研いだ後の仕上げ用に、ストロッピングレザー(革砥)を作りました。

「ストロッピングレザー」なんて書くと難しそうに感じますが、昔の理髪店で剃刀を革のベルトに擦り付けていたヤツです。
作り方は簡単で、適当な木片に適当な革を貼り付けるだけ。
私の場合、親父がレザークラフトをしているので、要らなくなった適当な革切れをもらいました。

古くなった幅広の革ベルトを使っても良いかもしれませんね。
少し大きめの大きさの砥石くらいの大きさに木材をカット。

木材は犬小屋を作った時の残りです。
私の作ったものは大型ナイフも使用するので35センチ×10センチくらい。
通常はもう少し小さくても良いと思います。
革を木材に合わせてカットし、接着剤で革を貼り付けます。

(接着面はツルツルの表面。ザラザラの裏面を革砥石として使用します)
後は平らになるように重しをして、しっかりと乾燥させるだけ。
基本的にこれで出来上がりですが、実際に使用する時は、革砥の表面に研磨剤(コンパウンド)を塗布して使用。

研磨剤(コンパウンド)は諸説色々ありますが、私の場合は砥石で研いだ後に使用するので、鏡面仕上げ用の粒子の細かいものを使用。
使っている刃物の地金や仕上げたい状態に合わせて好きなものを適当に選べばいいと思います(笑)。
右のものはナイフ専用のもの、左は「青棒」と呼ばれる研磨剤です。
他にも車体用のコンパウンドなんかでも良いんじゃないかな。
使用法は研磨剤(コンパウンド)を塗布して馴染ませ、ナイフを革砥の上に鋭角にあて、軽く「シャッシャッ!!」と滑らせる感じ。

(「軽く」という事がとても重要です。写真では右から左に滑らせています)
仕上げ砥石だけでは微細なデコボコがあるので、革砥で刃先を軽く磨いてツルツルにするイメージです。
コピー用紙を使って試し切り。
刃先をあてただけで滑らかに切れ込みが入ります。
よし! なかなか良いんでないかい。
そろそろ猟期の準備で気分も盛り上がってきました♪
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ナイフ1本持って海にダイブ決定ですね。w
似たようなものを作りました。
僕は青棒使ってますが…それに行くまでの研ぎがうまくないのが難点ですね。
(≧∀≦)
ブログ更新が途絶えたら、そう言う事だと思ってください(笑)。
私もそんなに上手い方じゃないんですけどね(笑)。
数砥いで練習しています♪
床屋の店主が革砥でテンポよくパタパタと。
そして私の産毛を剃っている時・・・
耳を切られてしまいました!耳無しあっきょ!
少し血が出ただけですけどね。
私が急に動いたのが原因でした。
これはマネさせて頂きます!
刃先を整える感じなんですね。
私にとっては「凄く切れる」イメージなのです!
これは仕上げ用ですが、解体場に粗目のコンパウンドを使ったものを置いておけば、シャープナー併用で切れ味回復です♪