久しぶりにニザダイを獲りました(印をつけた魚)。

35センチ。
尻尾の付け根に4~5本の棘があって、黒い斑点が3つ見えることから「サンノジ」なんて呼ばれています。
40~50センチ程に大きくなる魚ですが、「磯臭い」との理由で釣り人からはあまり好まれません。
「磯臭い」という匂いは、バリ(アイゴ)やタカノハダイなど主に海藻を主食としている魚に共通して言われることですね。
これらの魚に共通することは、確かに時々特有の匂いがする個体がいるのも事実ですが、私は獲ったり釣ったりした後の処理が問題であることが多い気がします。
内臓処理や血抜きが不十分で、それらが身に回ると磯臭い匂いを醸し出すんですよ。
なので、水中でしっかりと血抜き。
(必要に応じて内臓も抜きます)
この時は水中では血抜きのみで内臓は帰宅して処理したのですが、真っ白な脂が詰まっていてとても美味そう♪

三枚に下ろすと、身の表面に脂が浮いてテカテカと光っています。
柵にしたところ。

ニザダイは身がしっかりと硬く、脂の乗った個体は相当に美味しい魚だと個人的に思います。
半身を刺身に、半身を洗いにしました。

(右側が洗いです)
久しぶりに食べるサンノジにドキドキしながら口の中に放り込みます。
「うん、美味い! なにより良くのった脂が甘いっ!!」臭みなんて全くないと思うのは個人の感想です。
こんなに美味しくて大きくなる魚で、捌きやすいのに評価されていないっていうのは本当に残念だよなぁ~。
久しぶりに食べたニザダイはとても美味しかったです。
(釣りをされる方で食べたことはない方は是非試してくださいね♪)
今日も自然の恵みに感謝です。
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昔、アイゴはうまい!と主張する和歌山出身の友達につられて、あいつは食べました。
「案外うまいな・・・」という感想です。
血抜きや内臓処理をうまくしたら、食べられるヤツって案外多いんですね。
あ?タナゴも工夫したら食えるの?←おっと危ない・・・。
意外といけるものが多かったですね。
魚に関しては「不味い」というものは少なかったです。
タナゴは…、釣って見て愛でるくらいで♪
噛まれてアイターとならないように気を付けて下さい( ー`дー´)
一番下に隠れた魚、河川や汽水域では臭みも強く敬遠されがちな魚ですよね?
澄んだ綺麗な海水下では、今なら真鯛よりも美味しいと思うんですけどね♪
因みにアイゴ、なるべく早く渦巻く独特の大きな内臓を処理してしまえば
何をしても美味しいと自分は思います♪
幸いにして今のところ遭遇したことはありません♪
バリ(アイゴ)もタカノハダイもニザダイも美味しいと思うんですけどね~。
やっぱり私のストライクゾーン広すぎでしょうか(笑)?