私が素潜りで使用しているフィンはスキューバプロのジェットフィン(アメリカ製)。

ストラップなどの消耗品を交換するだけで全く故障なく、25年以上は使っています。
「質実剛健」という言葉がピッタリくる、シンプルでタフで頼りがいのある潜り道具です。
1965年から発売が開始され、今現在販売しているものはゴムの質が違うとのことで、初期設計品のMade in USAラバーのジェットフィンは、中古品以外ではもう入手不能。
【ネイビーカンパニーさんのHPより引用させていただきました】
今現在、このSプロジェットフィンをお使いの多くのスキューバダイバーの方々には是非、今お持ちのジェットフィンを大切に使っていただきたい。ゴムのしなりは至高の品質!
残念ながら、今後このフィンと同じクォリティーの同フィンは製造されないでしょう。各メーカーが製造コストを下げ続けるかぎり、このような従来の「名品」が次々と品質と共に消えていき、型ばかりは同じのクォリティーの劣るもののみが、残っていくような気がします。
この2011年までのフィンを改めて、これから多くの世界中の上級タイバーがさがすことになると思います。
特に日本の潜り漁師の方達の実に70%の方が、以前は使用していたと聞いたことがあります。プロダイバーに至っては、100%の方が使った事のあるといっても過言でない、世界を代表するゴムフィンです。アメリカ製造ラバーは、製造中止につき次回入荷はございません。
~~~以上~~~作業潜水士をしていた親父が購読していたダイビング雑誌に、いつも広告やインプレッション記事が載っていて、
「いつかはジェットフィン!」と思っていたけどそれなりに高価だったので、社会人になって購入(購入当時で2万円くらい)。
購入する時にダイビングショップの社長さんに言われました。
「このフィンは使い手を選ぶよ。推進力は凄いけど、それなりに脚力が強くないとすぐに足が攣る諸刃の剣だ」
しかし、真っ黒に日焼けした私の足を見て「食用ガエルのような筋肉だね。キミなら大丈夫か…」と言われたことを覚えています(実話)。
そして初めてジェットフィンを海中で使った時は衝撃的でした。
フィンを蹴ると「瞬間移動する」ような感覚。
もちろんそれなりに強い脚力が必要ですが、自分の潜りのレベルが一段階上がった気がしました。

これは知合いの方が、ジェットフィンを使って潜っている様子。
水深20メートル以上の深さでも水を掴んでグイグイと進み、穴に入らない(岩場の隙間に隠れない)真鯛や青物もそれなりに獲れるようになりました。
今回はストラップが切れたので補修。
専用のものも売っているのですが、片方で3,000円ほどして高価。
知合いの方に「自転車のタイヤチューブで代用できるよ」と教えてもらったので試してみました。

ホームセンターで1,000円ほどの自転車のタイヤチューブを買ってきて、ハサミでチョキチョキと形を整えます。

1本のタイヤチューブで4本のストラップが作れたので、あと2セットは大丈夫そう。
簡単でとても安い!
実際に海で使用してみると、少しソフトな感覚はありますが、全く問題なし。
今はロングフィンも出てきて、「試してみようか」とも思っているのですが、長年使っているジェットフィンに愛着もあるんですよね。
本当にこんな名品はなくならないで欲しいなぁ~。
私の潜り時間の半分以上を支えてくれていたジェットフィンがもうすでに無くなっていることを知り、哀しくてついついこんな記事になっちゃいました。
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いつも自動で入っていた名前が入らない。
FC2がこのところヘンなのです。
訪問履歴も勝手に消えちゃうし。
ところでフィンはお婆ちゃんの知恵的でイイですね。
言ってくれたら我が家に一生分くらい中古チューブがあったのに。
狩猟でもチューブは結構重宝しますよね。
今日は名前、大丈夫かな?
名前バッチリです♪
私も時々おかしくなりますよ。
今の日本は「修理して使う」という概念自体が希薄に感じます。
使い捨て時代なので良い道具が出来ないのも必然ですかね~。
哀しいですね…。
ここで爆笑しました( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
でも食用ガエルを捕まえると納得しました(笑)。