「うっ!久しぶりに見た!!」

水中で獲ろうかどうしようか、その魚を見て一瞬だけ躊躇います…。
写真中央に魚がいるのが分かりますか?
これはオコゼ。
漢字で書くと「虎魚(鬼虎魚とも書く)」。
見た目は厳ついけれど、とても美味しい魚なんです♪
「アレルギーでフグが食べられなくなった身としては、オコゼは薄造りにして食べたら上手い魚の中で1・2を争うほどだ…」

泳ぐのは下手な魚ですし、あっさりゲット♪
では何故獲るのを躊躇っていたのかと言うと、背ビレに強烈な毒針を持っているからです。

鋭く毒々しい背ビレ。
沖縄や奄美大島で、干潮になった時に近種のオニダルマオコゼをビーチサンダルで踏みつけて、観光客が救急車で運ばれる事故が絶えません。
私も砂の中に潜っているオコゼを獲ったことがありますが、本当に海水浴客がビーチサンダルで歩くような浅場にいました。
そしてやはりオコゼは自分たちの最大の武器を知っていて、私がホコで突こうとすると、背ビレの毒針を逆立ててくねらせこちらを威嚇してきました。
このオコゼも出来ればホコに刺したまま陸に上がりたい所ですが、岸は遥か遠くでそれは無理そう。
ストリンガーに通し、エラブタを確実に両側共に切断。
絶命するのを待ってホコを外します。
獲物にも恵まれ、岸に戻るために泳いでいると、オコゼをもう一匹発見!

ええ、食い意地には勝てずにこちらも獲りましたとも(笑)。
一日に2匹のオコゼを獲ったのは初めての経験です。
今日も自然の恵みに感謝です。
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その時は刺身と、身をひっくり返した丸揚げが抜群に美味しかったです。
さて、どんな料理になるのかな?
楽しみです♪
コロナで店の存続が厳しいとは思うのですが、どの店も頑張って頂きたい。まだまだ安心はできませんが早く食べに行きたい。
岩場のオコゼを見つけるとはすごい眼力だぁ。
唐揚げも美味しいのですが、あっと言う間になくなっちゃいます(笑)。
皮も骨も食べるので、捨てるところがありません。
私もお店で食べたことはないのですが…(笑)。
こちらの産直では時々出ています。
「自分で調理してね」という価格設定なので、それなりにお求めやすくなっていますよ。
オコゼは最近少なくなった魚です。
そんなイベントが開かれるとは、それなりに漁獲量もあって海が豊かな証拠なのでしょうか。
良いですね♪
オコゼではありませんが此方で秋になるとケムシカジカの身から内臓まで使ってを使って作る「ボッケ汁」が季節の味です...。
将来、自分でオコゼを獲るようになるとは思いませんでした(笑)。
ケムシカジカ、未体験ですが美味しそうですね♪
買えないので自給自足です。