1回目のコロナワクチン接種を受けてきました。

もともとは7月末くらいの接種予定でしたが、職場から唐突に「明後日行ってください」と連絡が来ました。
「ワクチンが足りない」とか「高齢者から年代別の接種」なんてことが報道されていますのでかなり驚きましたが、夜間の接種枠が許可されたので空きが出来たとのこと。
心の準備も出来ていなかったのですが、遅かれ早かれ打つようになるので、指定時間に接種会場に到着。
同じ職場の若い方もたくさん受けに来ていましたよ。
病院の駐車場に設置されたプレハブ小屋に「ワクチン接種センター」と大きく書かれた横断幕。

しかしここは昼間のみのもので、夜間接種枠の人は病院の中で接種を受けるとのこと。
接種を受けるにあたり、大学時代は抗体の研究をしていたので基礎知識はあったのですが、ワクチンについて真面目に学んだことがなかったので、改めて少し調べてみました。
【1798年(18世紀末)、イギリスの開業医エドワード・ジェンナーは牛痘(牛がかかる天然痘)を用いた天然痘予防のワクチンを開発し、当時不治の病であった天然痘から人々を救うことになりました。(天然痘により50年で人口が8000万人から1000万人に減少)
その後、パスツールなどによってワクチンの培養方法などが確立し、時には1000万人の単位で人類が死亡しかねないような流行病から、ワクチンは人類を救ってきた】
ジェンナーが天然痘ワクチンを開発した当時の歴史背景を見てみると、蒸気機関が発明され、18世紀半ばに起こった産業革命の真っ最中であることが分かります。
蒸気機関の発明によりエネルギーや食糧の安定供給がなされるようになり、大量の物資や食品が汽車により遠隔地まで移動され、それまでそこに費やされていた労力が他の工業や医療などに費やされるようになったのですね。
こうやって考えてみると産業革命と医療の進歩などは深く関係があることが分かります。
病院で受付をしてワクチン接種予診票に記入し、医師による問診。
接種自体はあっけないほどにすぐ終わりました。
接種後に15分のタイマーを渡され、アナフィラキシーなどの異変がないかの経過観察。
待ち時間にすることもなくぼんやりと考えます。
「産業革命が起こった頃から、全世界的に自分が生きるための狩猟というものが廃れていったのだろうなぁ。
安定して食料が得られるようになれば、命がけで野生鳥獣を獲る必要なんてないもんな…。
狩猟採集生活の終焉がきて、飢えることもなく、医療も発展して一昔前では不治の病だったものが治療出来たり予防できるようになった恩恵で、人類がこれだけ繫栄できたのだろう。
しかしながら人口増加や食糧の安定供給に伴い、人口爆発や自然破壊などの負の一面を持つ問題を引き起こすことになり、そして人口密集や遠距離移動が可能になることによって、一地方の疫病でしかなかった病原体が世界的蔓延を引き起こすことになったんだよなぁ。
そう考えると300年前からあまり進歩していないのかも…。
いやいや、パンデミックが起こっても、こうして発生から2年程度で一般人がワクチンを接種できるほどに人類の英知は進歩したじゃないか」
ピピピッ!とタイマーの電子音。
特に異常がないことを係の方に告げ、趣味で狩猟をしているへなちょこハンターの私はいそいそと帰路に就いたのでした。
早くコロナ禍が治まりますように。
↓接種日は酒飲むなよっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- 関連記事
-
スポンサーサイト
ちょっと嫌なことがありましたが( ´Д`)y━・~~
拍子抜けでした~
副反応は年齢や性別に応じて人それぞれ。私は殴られた跡みたいに痛みが出ましたが、今は徐々に落ち着いています。これで一歩進んだのかどうかはわかりませんが、とにかく早くコロナが終息して、仲間と野山を駆け回りたいと願うばかりです。
でも2回目のワクチンが足りないとの噂がチラホラ…。
ま、なんとかなるでしょ♪
2回目の接種は私もドキドキしています。
でも、副作用が出るのは若い証拠とも言われていますので、多少は覚悟しています。
逆にまったく副作用が出ない方がショックかもしれません(笑)。
当日は何ともなかったのですが、翌日に痛みがありました。
同僚には腕が上げられないほどに痛んだ人もいました。
早くも2回目の事を考えてドキドキです。
ワクチン接種が進んで、早く元の生活に戻れば良いですね♪