「さ、お土産のイカもたくさん釣ったし、タイラバでデカい魚釣ろう」
仕掛けをイカメタルからタイラバにチェンジ。
船内ではカサゴやアオナやイトヨリなどが釣れていますが、しかし何故だか私の竿には何も掛かってくれません。

「船内の誰もが釣れていないのならば分かるけど、オレだけ釣れないのはなぜ?」
タイラバ仕掛けを変えたり、巻き上げるスピードを変えたりしながら様子を見ますがダメ。
時々モゾモゾとした弱いアタリがありますが針掛かりせず。
「仕掛けが状況に合っていないとか、潮の流れが複雑でアタリが取れていないわけじゃない。今はオレの引きが弱い(運が悪い)上に魚の食い気が無いな…」
釣りや狩猟などの自然の中で生き物を相手にする遊びでは、確かに腕の良し悪しはとても大きなもので成果を大きく左右しますが、時には「運」が重要であることを理解しているので、ひたすら自分を信じて集中します。
周囲の皆さんに使ってるタイラバの重さや色、巻上げ速度などを聞いて釣れている人の真似をしますが、やがて誰もまったく釣れなくなりました。
「魚が釣れていない」という事前情報は得ていましたが、ここまで厳しいのは珍しい感じ…。
心折れそう…。
市販の仕掛けでは大物が掛かった時の信頼感がイマイチ(←尚且つ高価)なので、この一週間ロクに仕事もせずに、夜更かししてタイラバ仕掛けを作っていた事を思い出します。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…」
どこかで聞いたようなセリフをブツブツと呟く姿は周囲の人から見るとさぞかし不気味だったことでしょう(笑)。
めげずに竿先に集中してリールを巻き続けます。
するといきなり
ガツン!!と強いアタリ。
ドラグが音を立ててラインが引き出されます。
「あまり大きくはないけどそれなりの大きさだ。中型の真鯛かな」

上がってきたのは46センチのアマダイ。

苦労したので、これは素直にかなり嬉しい!
魚の食い気スイッチが入ったようで、それからは小型の真鯛やイトヨリが続けて釣れます。
結局こんな感じ。

腹口くん(仮名)の獲物もご厚意でいただきました。
イカは結構釣れましたね。

帰宅して早速アマダイの刺身をいただきます。
「美味いっ!! あぁ~、苦労しただけに終盤巻き返したから満足♪」
今日も自然の恵みに感謝です。
↓釣れなかったのは自作の仕掛けが原因じゃないのかっ!?と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- 関連記事
-
スポンサーサイト
あっ、海行きたいかも・・・。
それは羨ましいです♪
今はシーカヤックとかコンパクトな魚探とかあるんで、そんな良い環境があるなら是非やってみたいですね。
半身は刺身、半身はムニエルでいただいたのですが、ウロコはこそげ落としてしまいました。
でも落としたウロコがサラサラでシャキシャキしていた感じなので、確かに美味しそうですね。
次回はチャレンジしてみたいと思います♪
刺身美味そう!
因みに私はアマダイが大好き。
だから、どうと言うことはないのですが・・・好物なのです。
ただそれだけ・・・食べたい(涎)。
いえいえ、こちらの海では貧果でした。
もう少し大きな魚が釣れてくれたらよかったのですが、イカは結構釣れたので良かったです。
だからなのか、あまりにも上品すぎて物足りない感じ…。
やはりアジやサバやブリなどの活きの良い青物がふんだんに出回るせいでしょうか。
でも美味しくいただきました♪