皆さん、吉村昭著
『羆嵐(くまあらし)』という小説をご存知でしょうか?
日本最悪の羆害となった北海道三毛別事件を基にした(ほぼ真実に基づいた)小説です。
まあ、そんな事とはほとんど関係ない、私のある日の出来事(笑)。
「うわ!抜け毛の季節だねっ!!」
(写真はふじ。気配りのできる子なのでバツの悪い顔なんです。笑)
犬の下毛が抜ける季節なのです。
アンダーコート呼ばれる皮膚に近い保温用の毛がごっそりと抜けるのですが、もう何て言うかまるで「着衣を脱がせる」感じ(笑)。
専用のブラシで梳り(くしけずり)ますが、すぐにゴミ箱がいっぱい。
本当に犬毛のセーターが出来そうだ。
「ああ、でも狂犬病の予防注射に行かないといけない…」
色々と忙しく、犬の飼い主に毎年義務付けられている狂犬病予防注射に行っていなかったので焦っていたのです。
近くに獣医さんがお住まいだったり、10頭20頭飼っているお宅だったら出張注射というのも有りなのでしょうが、3頭のみではそれも叶わず、車に乗せて獣医さんに向かいます。

(左モリさん、右カヤさん。ふじは助手席にいます)
軽トラの荷台のゲージに入れて行く手段もあるのですが、「(主にカヤに)獣医さんだっ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル!!」と警戒されると私が苦労することになるので、もしもの場合抱きかかえられるようにサーフで向かうのです。
暑くなってきたので、車窓を少し開けて出発。
「やった~! 久しぶりのドライブだ~♪」
と、楽し気な3頭。
しかし走り出した直後、車内は犬の毛が舞い渦を巻くような状態。
「うわっ!!ぺっぺ!!」これだけ犬に密接した生活をしているとほとんど気にならないのですが、この日ばかりは様子が違います。
渦巻いた犬の毛が激しく目や鼻や口に入り、運転にも支障をきたす様な状態。
まるで毛の嵐!!
一旦車を停め、それぞれのワンコに脱走防止のリードを付けてから窓を全開にして走ります。
「いや~、危なかった。こんな理由で事故起こしたらシャレにならないしな。仮に事故を起こして警察に説明しても信じてもらえないかも…」
その後も車内にフワフワと漂う犬毛と、着衣にビッシリとへばり付いた犬毛模様を無視しながら、なんとか無事に獣医さんに到着し、狂犬病予防接種を終えて帰路に就いたのでした。
ああ、大変だった(笑)。
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会社の人に毛だらけ!犬臭かった!
って言われてしまいました。(/ _ ; )
ブリタニーは抜け毛が少ないほうですが、
和犬より細いので結構吸い込んでしまいますね。
ジャンくんやレオくんはどうでしたか。
そして獣医さん!これは大変だろうなぁ。前に動画で見ましたが、保定され、さんざん情けない声で哭いたあと、獣医さんに「まだ打ってませーん」と言われたあとのわんこの絶望感に満ちた表情…。
「なんて体臭が少ない犬なんだ!!」
と驚きました。
愛玩犬に選ぶ方も多いのが理解できます。
イングリッシュポインターは歴代、体臭が強かったです。
和犬も洗わないと匂いますが(笑)、ちょっと違う匂いでした♪
今になって思えば犬種特有のものかなと思います。
大変でした。。。
獣医に連れて行くのも変でしたよ(笑)。
幸い我が家のワンコ達は、山で痛い経験をしているので全く注射は怖がりません。
ケガをしたりしたんで、「診察台に立つのがイヤ」なのでしょうね。
意外な活用法があるもんですね。
毛色が同じなんでそっくりになりそうですね♪