「あ、しまった! 冷蔵庫の中の物陰に隠れて豆腐の消費期限が切れちゃった」
まあ、仕事(食品関係)でそういった事をしているので、食べられるかどうかはいつも自己責任で五感で判断するのですが、今回は豆腐だったのでホシノさん行き。
皆さん、ニワトリって豆腐を食べると思いますか?
私はニワトリを飼う前は「そんなもん食う訳ないだろっ!!」と、正直思っていました。
しかし今回のように消費期限切れのものを初めて与えたところ、物凄くがっついて争って食べるのを見て驚きました。
「たいして味も無いのに、何がこんなに美味しいのだろう?」
と想像しますが、柔らかさが大好物のミミズとかコガネムシの幼虫の様な柔らかい感触で、タンパク質の味がするせいなのか?と勝手に考えます。
嘴を豆腐だらけに汚しながら、あっという間に完食♪
今、メディアで「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」という事が盛んに言われていますね。
その中に「飢餓を失くそう」という目標があって、フードロス削減が問題として取りざたされています。
(職業柄と狩猟やっているおかげで、食品の産業的廃棄と趣味の間で思い悩む日々ですが…)
しかし我が家にはワンコとニワトリがいるから、食べ残したり賞味期限が切れたものでも、ほとんど無駄になることはありません。
(ネギなどの一部食材を除く)
その上、ニワトリは卵を産んでくれるし(最後の一羽のホシノさんは高齢だから無理だけど)、ワンコ達は猟犬として一年食べる分の肉を獲るのに欠かせないパートナーです。
狭小賃貸住宅に住んでいる時に狩猟を始め、築50年以上のオンボロ中古住宅に移り住んだ今となって感じることを少し書きます。
私個人の体験なのですが、「食料を無駄にしなかったり、食べ残しを卵や肉として循環する」というそれらの実体験を経る事でとても楽になった自分がいます。
やはり「命を奪うとか」「食料を無駄に廃棄する」という事は私にとって耐えがたく辛いことでした。
なにせそれらは、もともとは元気に動き回っていたり、誇らしく葉を広げ花を咲かせる命でしたから。
しかし無駄に廃棄される食料を食べてくれるニワトリやワンコさんがいることで、本当に精神的に楽になりました。
国連のお偉い皆さん、フードロスを削減するために狩猟免許を取って猟犬を飼う事や自宅でニワトリを飼うことを奨励してはいかがでしょうか!?
(緑化法とかもあるし本当に大真面目)
たぶん私のように精神的に落ち着く人間もいると思いますし、まさに持続可能な策じゃないのかな♪
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狩猟なども初めは「大きさがどうだ」「何頭獲っただ」に拘りがるもの。
しかし一段落して客観的に分析できるようになると、命や獲物の有効利用を考えだします。
一部にはそんなことも考えられない輩もいますが。
まともな人なら必ず考え出します。
そしてその先は次第に生態系や自然保全、そして「食」への関心が芽生える。
実際に経験してみることも大切ですよね。
でも自然保全や生態系の事はイヤでも考えざるを得ませんね。
フードロスの問題も経験がないと、単なる数字でしかないんですよね。
無駄な殺生は大嫌いですが、きれいごとばかり言う無駄なフードロスはもっと嫌いですね。
南米では、台所の床で野菜くずを食べてモルモットが育ち、まるまると育ったヤツから、おばちゃんがひょいとつかんで、輪廻の輪の中に帰っていくらしいですね。
はい、私は親父が狩猟をしていたし、お袋の実家では親戚が集まるとニワトリを潰して食べていました。
そんな環境で育ったので、「輪廻の輪」って普通に分かる気がします。
大切なことだと思います♪
柔らかいものを食べると死んじゃうこともあるとのこと。
なので、豆腐を食べさせた後は古米とか硬いものをたくさん与えています。
中和されるのか、今のところ元気ですよ。
なんていう結論になりかねないので、全部鵜呑みにされないでくださいね(笑)♪