「照星(しょうせい)」なんて言っても、何のことだか分からない人が大多数だと思います。
すみません。
銃の先端に付いている金属やアクリルなどで出来ている目印の事です。

(固定するための接着剤が枯化して汚いのは、ご容赦ください)
そして銃身の中間地点くらいには「照門(しょうもん)」と呼ばれる中間の照準器が付いていて、射手は照星と照門のクロスする位置を確認しながら撃つわけです。

でも、大物猟で使うスラッグ弾(一発弾)はピンポイントで狙うものなので、もう少し手助けが欲しいところ。
そこで私の使っているスラッグ弾専用銃身には、最初から照門カバーなる物が装着されていました。
これです。

照星の外側に円形のフードを被せて、よりキッチリと狙おうとするための部品です。
照門カバー素材の金属には焼き入れが入っていて、装着する時には相当苦労するのですが、特に銃身に溶接されているわけでもないので、勢子役で藪漕ぎをしたりすると、意外と簡単に山で落ちてしまいます。
(今回も山の中で脱落して喪失。新たに部品を取り寄せたのです)
そして黒一色の塗装なので、暗い山の中では分かりにくいのです。
なので私は、照星に蛍光レッド・照門に蛍光イエローのテープを貼り付けています。

(実際は更にきれいにテープを貼って、照準合わせ後に脱着防止のテープ張りや接着を行います)
改良後の写真はなかなかピントが合わなかったので、これでご容赦ください。

後は実際に射撃場で試し打ちして調整だな。
「イノシシや鹿は実際の巻狩りでは、待ち受けている場所に殆どが走ってくるわけだろ。
でも時には待っている通し(けもの道)で、人間の気配を感じて立ち止まったりもする。
そんな時に打った弾が外れると、銃に信頼性が無くなって自分自身何処撃って良いか分からなくなるだろう?
だから『こういう感じで撃ったら絶対にあたる』という信頼を自分の銃に持つことは本当に大切な事なんだ。
残念ながらそれをしていないハンターは多いけどな…」
狩猟を始めた頃に言われた親父の言葉が身に沁みました。
まあそうは言っても、照準合わせをしたからと言って簡単に獲物に弾があたるわけでもないんですけどね(笑)。
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(^_^;)
早めに、用意してたドットサイトを取り付けなきゃ!
ドットサイト良いですね。
良いものは良いのだと思いますが、山の中でコツンと当てた時の対処が効かないので、未だにオープンのアイアンサイトですね。
それにしても汚い鉄砲。
そのうちに土に返りそう。。。
でも百戦錬磨の凄腕猟師ぽくってイイ感じ♪
「ぽくって」なんて言ったら失礼かな・・・<(_ _)>
重みがありますな( ̄▽ ̄)
山の中は暗い事も多いので、視認性は大切にしてます。
後は藪漕ぎに強かったらなぁ(^_^;)。
私の場合は…、銃を見てもらえたら分かっていただけるかと(-_-;)。