イノシシステーキを焼いて食べる。

獲って来たイノシシのたっぷりのお肉をガツガツモリモリと…。
野生鳥獣の美味しいお肉を食べるためにハンターになった私は、食べることがとても楽しみです。
「食べることまでが狩猟です」
私にとってはそんな感じ。
「お家に帰りつくまでが遠足です」
と先生に言われて育った世代だからでしょうか(笑)。
イノシシのステーキを焼きながら思い出します。
一昔前に、職場に丸鶏が5羽ほど運び込まれたことがありました。
内臓や羽毛は処理されていましたが、頭まで付いたニワトリの姿に皆さん慄くばかり。
「あの~、良かったら捌きましょうか?」
職場のキッチン包丁をよく研いで、皆さんがお持ち帰りが出来る状態にしました。
その頃はまだ自分が狩猟をしていることをカミングアウトする前だったので、「なんでそんな事ができるの?」と皆さんに聞かれました。
「親父が狩猟をしているから獲物を捌くのを手伝っていましたし、お袋の実家は兼業農家でニワトリを潰していたんですよ。あはは」
なんて答えたものです。
「命を大切にしましょう」とか「食育」なんていうことが、教育現場で普通に言われている時代だと聞きます。
「そっか~、そうだよなぁ。今はそんなことが普通じゃないんだよなあ…」
一昔前の出来事を思い出しながら、なんとなく納得。
あまり小難しく考えても面倒くさいので、ひたすら美味しくイノシシ肉を頬張りました♪
ああ、ごちそうさま。とても満足です。
今日も自然の恵みに感謝です。
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爺の年では,鶏は貴重な御馳走でしたしフツーの事でした、新婚時代に鶏がさばける夫婦と云う事で近所で有名になり生きた廃鶏が段ボール2杯(30尾)届いたことがありました。風呂場に収容して来る日も来る日も銭湯通いしながら、鶏を食っておりました。貧乏時代の懐かしい思い出です。
私もウナギやスッポンを飼っていました。
今は鶏を捌ける人はとても少ないです。捌くと奇異な目で見られます(実話)。
自分の食べるもののルーツを知ることは大切なことだと、個人的には思います。
PCの画面で見てこそ垂涎物ですね。
次からは「血の滴るベリーレア」な写真を目指します(^^)/。