「むう、この痕跡は間違いない…」
毎年注意しているのですが、今年は暑くてちょっと見回りを怠っていたら柿の木にイラガが発生した感じ。
ギザギザに葉っぱが食い破られているし、小さな幼虫は葉の表面だけを削り取るので葉脈を残して枯れています。

狩猟で使う双眼鏡を使って木の隅々まで観察。
「思ったより広範囲に広がっている。それに数も多い…」
周囲にはカナヘビやカエルやヤモリやたくさんの魚や虫たちが生息しているので、出来る限り殺虫剤は使用しない主義。
外で犬やニワトリも飼っているし、井戸水を飲用水として使っていますからね。
なので、いつもは高枝切りバサミや長い柄付きのノコギリでイラガの付いた枝を切り落とし、バーナーで焼いて駆除しているのですが、広範囲すぎて今年は無理そう。
仕方なくホームセンターへ行ってジェット噴射できる殺虫剤を購入して噴射!
ポトポトと落ちてくる黄色い小さなイラガ。

(大きさは5㎜くらいかな。成長するともっと大きくなります)
小さくても凶悪なデザインだなぁ。
落ちてきた小さなイラガを見ると思い出すことがあります。
小学校低学年の時のプール授業の時です。
少し泳いだ後、教諭の指示で休憩と泳ぎ方の指導のためにプールサイドに移動。
そこには階段状のコンクリートベンチがあり、クラスメイト達と共にベンチに座ります。
「ギャッ!!」
「痛っ!!」
「グェェッ!!」同時に複数の友人の悲鳴!
正体の分からない痛みと生徒たちの絶叫でたちまち阿鼻叫喚のパニック!!
(私は無事でした)
最初は蜂に刺されたのかと思いましたが、犯人はプール横に生えていた柿の木から移動してきたイラガ。
気付かずに座った何人もが刺される事態に。
ベンチが同じような色で気付きにくかったのか、背もたれの部分にイラガが付いていたのかは今となっては覚えていません。
しかしまあ、まともにイラガの上に座り、丸出しの肌を思いっきり刺されて泣いている友人もいたから、さぞかし痛かったろうなぁ。
殺虫剤により地面に落ちてきたイラガを割り箸でつまみながら、そんな昔のことを思い出したのでした。
私の「超」が付くほどの毛虫嫌いは、その様な体験から来ているのかもしれません。
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薬剤は使いたくないですがこうなったら仕方ないですね。
何度か刺されたことがありますが、もともと肌が弱いのでなかなか治らないんですよね…。
種類によっては残った針に触っても炎症を起こす事がありますから、駆除の際には十分お気をつけください。
なんてビビッドな毛虫なんでしょうか。
ここまで派手だと玩具っぽく見えて、可愛らしささえ感じ・・・ないな(笑)
しかも蛹への脱皮が近くなったら毒針を撒き散らします。
もう、見つけたら小さいうちに退治するしかないですね。
スズメガの幼虫はデカいですからギョッとしますよね!!
いずれにせよ、毛虫イモムシは苦手なんです(汗)。
しかし植物の生命力は凄いもので、今ではすっかり元通りです。
私も毛虫はかぶれやすい体質なので、チャドクガの発生するサザンカは抜きました。
冬になったら今度こそ柿の木を切り倒しましょうかね…。
おまけにデザイン性も凄いし…。
前衛的と言うか攻めていると言うか…。
そう思いながら眺めると「カッコイイ!」とか「カワイイ!」とか「美味そう!!」なんて、段々と思えてく…
るわけないですね(笑)。
私にはとても無理ですが...
https://twitter.com/nekton27/status/1296035912078356481
世の中には凄い人がいるものだな~!と感心して見ています。
私にもとても無理です!!