久しぶりに船釣りに行ってきました。
狙いは真鯛。
釣り方は今回初挑戦の「一つテンヤ」という仕掛けを使ったものです。
これが一つテンヤ仕掛け。

(ちょっとエビが曲がっていますね。真っ直ぐになるようにセットしないといけません)
エビを取り付けたテンヤをゆっくりと水底に落としていき、少し誘いを掛けて鯛を狙うものです。
タイラバに比べて軽い錘なので、まるでエビが生きているようにユラユラと落ちて行き、落とし込んでいる途中や海底に到達した途端にアタルことも多いので、かなり集中力が必要な釣りでもあります。
今回のメンバーは以下の四人。

○勢子長(戦闘力:高、経験値:高、特記事項:漁欲強い)
○勢子長娘さん(戦闘力:高、経験値:高、特記事項:今回一人だけの女性。女性なので腕力は弱い)
○親父(戦闘力:高、経験値:高、特記事項:いつでもマイペースで周囲の空気読めない。漁欲強い)
○私(戦闘力:未知数、経験値:一つテンヤ初挑戦、特記事項:妙なクジ運だけは強い。漁欲強い)
一人だけ不安要素しかない人間が乗っていますね(笑)。
夜明け前に出港し、美しい朝焼けを眺めながら漁場へと向かいます。

初ヒットは勢子長娘さん。

きれいな魚体の50センチほどの真鯛。
セカンドヒットも勢子長娘さん。
男性陣かたなしです。
連日の雨の後で濁りが入っているのか「釣れない釣れない」と言いつつも、漁欲の強い人達ばかりを乗せた船は、執念深く真鯛やコチやショウサイフグなんかを釣り上げていきます。

勢子長は黒い鯛(クロダイ)も釣り上げています。

私の釣果はどうだったのかと言うと、初挑戦の一つテンヤは違和感があったら「バシッ!!」と竿を立ててアワセをくれてやる必要があるのですが、これがなかなか難しい。
と言うのも、今までやっていたタイラバは「アタリがあってもリールを撒き続ける釣り(アワセたら驚いて鯛が逃げてしまうのでダメ)」なので、頭では分かっていても切り替えられなかったのです。
しかし「バシッ!!」と思い切りアワセて竿が絞り込まれ、やり取りの後に大きな魚体が上がってくると超快感っ!

「やった~、釣った~!!」という実感の湧く釣りです。
流れが速くなると軽い一つテンヤでは底が取れなくなるので、時々タイラバに変更。

やはり釣り方のスイッチに戸惑いながらも12時間近く釣り続けます。

親父は前半苦戦して鯛を釣らずにコウイカなんかを釣り上げていました。

(水面がイカの墨で真っ黒です)
しかし後半戦は盛り返し。

皆さんコンスタントに釣り上げていましたが、戦闘力未知数の私だけが苦戦した感じです(涙)。
くそっ!次回はリベンジだっ!!
結局4人でこれくらい。

特大サイズの鯛は釣れなかったのですが、60センチ前後のサイズはまあまあ。
「釣れない釣れない」と言いつつも、漁欲強い強欲軍団はそれなりの釣果を上げたのでした♪
今日も自然の恵みに感謝です。
↓漁欲深過ぎだっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- 関連記事
-
スポンサーサイト
綺麗なエビですね、瀬戸内の一般的なガラエビとは違うみたい。
私も次はと、毎回ですが..
よく見ると、奥には鱧やサメもいます。
暑気払いに鱧の湯引きや博多名物モダマなんてのにも化けてたりして。
いいな~。
この間、ニュースでも取り上げていました。
そちらの海は天然マダイの水揚げが全国で一番って。
こちらの方でその釣果だと、スポーツ新聞釣り欄は間違いなく一面扱い。
それにしても、一つテンヤは凄い仕掛けですね。
・・・失礼しました。
腕が良かったんですね(-_-;)
用意していただいているエビなので深く考えなかったです。
釣りをしながら時々つまみ食いをしますが、美味しいエビですよ♪
今回はアコウやアラカブなどの根魚が全く釣れなかったのが残念です。
刺身や酒蒸しや塩焼きやフライなど、たくさん料理を作りました。
美味しかったです♪
かなりアタリが多くて面白かったですよ。
でももう少し多く釣り上げて「ああ、もう鯛はお腹いっぱい♪」と言ってみたいです(笑)。