週末は天気が悪く、釣りにも潜りにも行けずにほぼ自宅待機。
ストレスが溜まります。
しょうがないので猫の額ほどの広さの家庭菜園に植えている野菜の手入れ。
それからヒヨコ達を庭に放します。
だいぶん走り回ったり飛び回れるようになりました。

気温が上がって伸びてきた雑草の除草のためにも放しっぱなしにしておきたいところですが、まだまだ油断が出来ないサイズ。
日頃はあまり見かけないハシブトガラスが、ヒヨコを狙って少し離れた場所に陣取って狙っていることがしばしば。
「ふじを護衛に付けておいてもいいけど、5羽がバラバラに動いたら護りきれないだろうなぁ」
それに敵は身内にもいます。

一羽残ったホシノさん。(そして左のフェンスの奥にはモリとカヤがいます。笑)
スズメを捕獲して食べるくらいなので(実話)、ヒヨコ達がかなり大きくなるまで油断はできません。
実際にヒヨコ達に近寄ったと思ったら、突いてヒヨコの羽根を毟って食べていました(大過なし)。
そんな感じで注意しながらヒヨコ達の写真を撮っていると、防獣ネットの向こうから「すみません」と女性の声。
お子様を連れた町内の方が町内会費の徴収に来られていました。
お子様は動物達に興味津々だったのでヒヨコ達やホシノさんを見せ、エサの与え方を教えます。

「ここら辺にたくさん雑草が生えているから、ちぎってネットの隙間から差し出すと食べるよ。バッタやカエルなんかも大好物だから捕まえたらあげてね」
おっかなびっくりしながらホシノさんにエサを与える様子を見ると、自分の幼少時代に動物園のゾウやアシカにエサを与えていたことを思い出します。

大きな体や熱い鼻息が怖くて上手くエサを与えることができなかった経験は、オッサンになった今でもリアルにはっきりと覚えています。
少し大きくなったら親戚の家で飼っているニワトリに釣ってきた小魚やザリガニを与えて「おお、エサ獲って来てくれたんだ。助かるよ」なんて言われていました。
「生きたまま与えるなんて残酷だなぁ~」と思われる方も多いかと思いますが、田舎ではそれが当たり前でしたし、今でもたいして変わっていません。
生き物が生きるということは、そういったものだと思います。
一生懸命に草を毟って与えるお子様も、最初は怖がって上から落とすだけでしたが、徐々に慣れて最後は直接草を持って啄ばませていました。
「現代社会ではネットで情報ばかり溢れているけど、こんな体験がお子様にとって圧倒的に少ないから必要なんじゃないだろうか!?」
と感じ、ワンコやニワトリを見に来ているお子様にはエサやりをしてもらったり、ワンコ達に触ってもらったりしています。
(たまに早く帰宅することがあると、防獣ネットに近所の小学生が群がっている…。笑)
「オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさん生き物を飼ってまるで動物園みたいな家があったんだよなぁ。
ニワトリを放し飼いにしてた。
犬も何頭もいてさ。
子供の頃のオレは雑草を引き抜いたり、カエルとかバッタとかを捕まえて来てニワトリに食べさせていたんだ。
珍しくてはっきりと覚えてるけど、楽しかったなぁ…」
彼らが大人になって家族や友人達ととそんな話をしてくれたりすると嬉しいな。
そんなことを考えた一日でした。
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そう言えば、雄鶏の目なんか凄く険しくて、まんまトカゲですよね。
闘鶏用の鶏がいるくらい、種によってはかなり激しい性格ですし。
ご近所動物園って良いですね!
実家のチャボ、ウサギ、犬、牛etcの事を思い出すな~。
じゃんさんの動物園で昭和の少年の心が受け継がれることを期待しています。
お子様達には貴重な体験と同時に「想い出に」になるのでしょうね。
私の年齢ではヤギの腹の下に潜り込んで乳房に吸い付きヤギに踏まれた経験なんては「まご」に自慢話くらいしか出来ませんが・・・・・・。
「あそこの家には鳩小屋があったな~」とか
「あそこには牛がいて、だんこえ(ナマ牛糞)が田んぼに積まれてた」とか
「あの家の池には鯉がいて、池の横にあった餌をがばがば与えたな~」とか…
少年にも鮮明にこの日の記憶が、しっかり刻み込まれたことでしょう…
鱗の生えた脚なんか、どう見ても爬虫類です。
もっとたくさんのニワトリとヤギなんかも飼ってみたいのですが、今の環境では現状が精一杯ですね(笑)♪
もう少し時間が経つと、ニワトリを飼ったり、犬を囲われた庭で放し飼いにするのなんかも「信じられない!!」という出来事になるのかもしれませんね。
少年が楽しそうで良かったです♪
「あそこの家のビワは美味しかった」とか「内緒だけど、あそこの池の養殖錦鯉を釣った」なんてことも覚えています(笑)。
今度少年が来たらニワトリを抱っこしてもらおうと思っています♪
昼間でも狐が来てさらっていくので出来なくなりました
更に、家禽といえども鶏は飼養衛生管理基準があって
基本的に放し飼いができないようになっちゃいました
さらに今年の春から、飼育数のほかに
飼養衛生管理者を設けて報告しなきゃいけないくなりましたって~
保健所もコレラとコロナで大変だろうに・・・ね
う、キツネが来るのはツラいですね~。
しかも飼養衛生管理基準ですか!?
やはり鳥インフルエンザの影響でしょうかね。
私もちょっと調べてみます。
ありがとうございます。
今の時代、とても出来ないだろうなあ…。
というか、ニワトリを飼っている家なんてめったにないか(笑)。
私はまだ3歳くらいで、テレビがある家は10軒に1軒くらいしかなかった時代の話です <(_ _)>
だから私も子供時代に当たり前にニワトリを絞めるのを見てきました。
今は「食育授業」などと言って、わざわざお金を取ってニワトリを解体して食べている時代なのを知って、かなり愕然とした記憶があります。
一昔前は「生と死」が身近に当たり前に存在していた時代だったのですが、今はそれらを(特に死を)隠す時代のようです。
そんな事を言いながら、狩猟をしているとイノシシや鹿などを捌いているので、かなりスプラッターな感じですね。
我が家でもニワトリやモルモットがいた頃は、こんな光景が見られました。
しかし今では・・・(-_-;)
「オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさん猟犬を飼っている犬屋敷があってさぁ、スゴイ迷惑だったよ」
なんて語り継がれないようにガンバリま~す!
あっきょさんと同じく、きっと私も言われていると思います。
そしてもう少ししたら
「オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさんニワトリを飼っている鶏屋敷があってさぁ、夜中でもけたたましく鳴いてスゴイ迷惑だったよ」
と言われることと思います(笑)。