fc2ブログ

食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

ご近所動物園♪

週末は天気が悪く、釣りにも潜りにも行けずにほぼ自宅待機。
ストレスが溜まります。

しょうがないので猫の額ほどの広さの家庭菜園に植えている野菜の手入れ。

それからヒヨコ達を庭に放します。
だいぶん走り回ったり飛び回れるようになりました。
2020.06.14ご近所動物園2


気温が上がって伸びてきた雑草の除草のためにも放しっぱなしにしておきたいところですが、まだまだ油断が出来ないサイズ。
日頃はあまり見かけないハシブトガラスが、ヒヨコを狙って少し離れた場所に陣取って狙っていることがしばしば。

「ふじを護衛に付けておいてもいいけど、5羽がバラバラに動いたら護りきれないだろうなぁ」


それに敵は身内にもいます。
2020.06.14ご近所動物園1

一羽残ったホシノさん。(そして左のフェンスの奥にはモリとカヤがいます。笑)

スズメを捕獲して食べるくらいなので(実話)、ヒヨコ達がかなり大きくなるまで油断はできません。
実際にヒヨコ達に近寄ったと思ったら、突いてヒヨコの羽根を毟って食べていました(大過なし)。


そんな感じで注意しながらヒヨコ達の写真を撮っていると、防獣ネットの向こうから「すみません」と女性の声。
お子様を連れた町内の方が町内会費の徴収に来られていました。

お子様は動物達に興味津々だったのでヒヨコ達やホシノさんを見せ、エサの与え方を教えます。
2020.06.14ご近所動物園4

「ここら辺にたくさん雑草が生えているから、ちぎってネットの隙間から差し出すと食べるよ。バッタやカエルなんかも大好物だから捕まえたらあげてね」

おっかなびっくりしながらホシノさんにエサを与える様子を見ると、自分の幼少時代に動物園のゾウやアシカにエサを与えていたことを思い出します。
2020.06.14ご近所動物園5

大きな体や熱い鼻息が怖くて上手くエサを与えることができなかった経験は、オッサンになった今でもリアルにはっきりと覚えています。

少し大きくなったら親戚の家で飼っているニワトリに釣ってきた小魚やザリガニを与えて「おお、エサ獲って来てくれたんだ。助かるよ」なんて言われていました。

「生きたまま与えるなんて残酷だなぁ~」と思われる方も多いかと思いますが、田舎ではそれが当たり前でしたし、今でもたいして変わっていません。

生き物が生きるということは、そういったものだと思います。


一生懸命に草を毟って与えるお子様も、最初は怖がって上から落とすだけでしたが、徐々に慣れて最後は直接草を持って啄ばませていました。

「現代社会ではネットで情報ばかり溢れているけど、こんな体験がお子様にとって圧倒的に少ないから必要なんじゃないだろうか!?」
と感じ、ワンコやニワトリを見に来ているお子様にはエサやりをしてもらったり、ワンコ達に触ってもらったりしています。
(たまに早く帰宅することがあると、防獣ネットに近所の小学生が群がっている…。笑)



「オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさん生き物を飼ってまるで動物園みたいな家があったんだよなぁ。
ニワトリを放し飼いにしてた。
犬も何頭もいてさ。

子供の頃のオレは雑草を引き抜いたり、カエルとかバッタとかを捕まえて来てニワトリに食べさせていたんだ。
珍しくてはっきりと覚えてるけど、楽しかったなぁ…」


彼らが大人になって家族や友人達ととそんな話をしてくれたりすると嬉しいな。

そんなことを考えた一日でした。


↓雑草を抜く手間が省けていいなっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪ 
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

狩猟の魅力まるわかりフォーラム
関連記事
スポンサーサイト



コメント
鳥類は恐竜の生き残りだと最近知りました。

そう言えば、雄鶏の目なんか凄く険しくて、まんまトカゲですよね。
闘鶏用の鶏がいるくらい、種によってはかなり激しい性格ですし。

ご近所動物園って良いですね!
実家のチャボ、ウサギ、犬、牛etcの事を思い出すな~。

じゃんさんの動物園で昭和の少年の心が受け継がれることを期待しています。
2020/06/17(水) 10:00 | URL | 明太子 #HfMzn2gY[ 編集]
No title
『オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさん生き物を飼ってまるで動物園みたいな家があったんだよなぁ。』
お子様達には貴重な体験と同時に「想い出に」になるのでしょうね。
私の年齢ではヤギの腹の下に潜り込んで乳房に吸い付きヤギに踏まれた経験なんては「まご」に自慢話くらいしか出来ませんが・・・・・・。
2020/06/17(水) 10:14 | URL | 爺 #-[ 編集]
記憶
子どもの頃の記憶って、いくつになっても覚えてますよね。
「あそこの家には鳩小屋があったな~」とか
「あそこには牛がいて、だんこえ(ナマ牛糞)が田んぼに積まれてた」とか
「あの家の池には鯉がいて、池の横にあった餌をがばがば与えたな~」とか…

少年にも鮮明にこの日の記憶が、しっかり刻み込まれたことでしょう…
2020/06/17(水) 22:10 | URL | よしじ #-[ 編集]
明太子さん
ニワトリはマジマジと見るとかなり怖いです。
鱗の生えた脚なんか、どう見ても爬虫類です。

もっとたくさんのニワトリとヤギなんかも飼ってみたいのですが、今の環境では現状が精一杯ですね(笑)♪
2020/06/18(木) 23:36 | URL | じゃん #-[ 編集]
爺さま
一昔前の出来事が、今はビックリすることのようです。
もう少し時間が経つと、ニワトリを飼ったり、犬を囲われた庭で放し飼いにするのなんかも「信じられない!!」という出来事になるのかもしれませんね。

少年が楽しそうで良かったです♪
2020/06/18(木) 23:39 | URL | じゃん #-[ 編集]
よしじさん
そう、少年時代の出来事は忘れないものです。
「あそこの家のビワは美味しかった」とか「内緒だけど、あそこの池の養殖錦鯉を釣った」なんてことも覚えています(笑)。

今度少年が来たらニワトリを抱っこしてもらおうと思っています♪
2020/06/18(木) 23:42 | URL | じゃん #-[ 編集]
No title
鶏を放し飼いにしたいのですが
昼間でも狐が来てさらっていくので出来なくなりました
更に、家禽といえども鶏は飼養衛生管理基準があって
基本的に放し飼いができないようになっちゃいました
さらに今年の春から、飼育数のほかに
飼養衛生管理者を設けて報告しなきゃいけないくなりましたって~
保健所もコレラとコロナで大変だろうに・・・ね
2020/06/19(金) 20:43 | URL | SUN菜 #-[ 編集]
SUN菜さん
お久しぶりです♪

う、キツネが来るのはツラいですね~。
しかも飼養衛生管理基準ですか!?
やはり鳥インフルエンザの影響でしょうかね。
私もちょっと調べてみます。
ありがとうございます。
2020/06/21(日) 17:44 | URL | じゃん #-[ 編集]
ニワトリの思い出
ニワトリの放し飼いかあ。60年ほど前、近所の家でニワトリを解体していたのを思い出しました。『大人たちが、なんか、すごいことをしているな~』と思いながら遠くから見ていたのを覚えています。庭にコンパネのような大きな板を用意し、その上でニワトリを捌いていました。板の上は血だらけで、バラバラになった肉片の中のニワトリの卵巣が強烈に印象に残っています。
今の時代、とても出来ないだろうなあ…。
というか、ニワトリを飼っている家なんてめったにないか(笑)。
私はまだ3歳くらいで、テレビがある家は10軒に1軒くらいしかなかった時代の話です <(_ _)>
2020/06/23(火) 04:07 | URL | 幻の渓流釣り師 #-[ 編集]
幻の渓流釣り師さん
私の母親方の田舎は「親戚が集まったらニワトリを潰して食べる」というのが当たり前の習慣でした。
だから私も子供時代に当たり前にニワトリを絞めるのを見てきました。

今は「食育授業」などと言って、わざわざお金を取ってニワトリを解体して食べている時代なのを知って、かなり愕然とした記憶があります。
一昔前は「生と死」が身近に当たり前に存在していた時代だったのですが、今はそれらを(特に死を)隠す時代のようです。

そんな事を言いながら、狩猟をしているとイノシシや鹿などを捌いているので、かなりスプラッターな感じですね。
2020/06/23(火) 23:35 | URL | じゃん #-[ 編集]
恐怖の動物園
微笑ましい写真ですね。
我が家でもニワトリやモルモットがいた頃は、こんな光景が見られました。
しかし今では・・・(-_-;)
「オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさん猟犬を飼っている犬屋敷があってさぁ、スゴイ迷惑だったよ」
なんて語り継がれないようにガンバリま~す!
2020/06/25(木) 10:19 | URL | あっきょ #-[ 編集]
あっきょさん
「オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさん猟犬を飼っている犬屋敷があってさぁ、スゴイ迷惑だったよ」
あっきょさんと同じく、きっと私も言われていると思います。

そしてもう少ししたら
「オレの子供の頃にさぁ、近所でたくさんニワトリを飼っている鶏屋敷があってさぁ、夜中でもけたたましく鳴いてスゴイ迷惑だったよ」
と言われることと思います(笑)。
2020/06/25(木) 22:23 | URL | じゃん #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード