「最近、このカテゴリーのアップが少なすぎるぞ!!」
とお嘆きの皆さん、お待たせいたしました。
久しぶりの「寄生虫」カテゴリーの記事になります(笑)♪
知っている方も多いと思いますが、魚には結構寄生虫が多いんですよ。
有名どころでは「アニサキス(サバ虫)」とか「ブリ条虫」とか「ウオノエ」とか「リべリニア条虫」とかですかね。
これはホウボウの顎の下に付いたヒル。

この寄生虫はヒラメやフグなど、砂に潜る魚には比較的よく付いていますね。
他にも名前も知らない寄生虫がヒッソリとビッシリ付いていたりするので、お魚を一匹丸ごと買って来たり、釣り好きな隣人からお裾分けをいただいたりした時なんかは、決してエラをめくって見たりしてはいけませんよ(笑)。
野生鳥獣にもそれなりに寄生していますが、有名なのは「ダニ」「ノミ」「シラミ」くらいですかね。
まあ、あまり多くは語りますまい…。
一昔前は人間にも体内で寄生虫を飼っている人がたくさんいて、「ぎょう虫検査」とか小学校で行われていましたし(若い人は知らないだろうなぁ~)、シラミ駆除薬が町の薬屋さんで売られていたものです。
目黒寄生虫館で実物のサナダムシのホルマリン漬け標本を見た時は、正直「こんな生き物をお腹の中で飼っている人がいるのか!?」とビックリしました。
まあ、そんな話とは関係なく今回の寄生虫はこちら!

これは先日鯛釣りに行って釣ったシマフグの口腔の中の写真なのですが、どれが寄生虫か分かりますか?
(フグの頭を半分に割った写真。上が口で、ベンチのような歯が見えます)
ちょっと印を付けてみました。

大豆のような頭部が皮膚の中に喰い込んで、そこから2本の根っこのような足が伸びています。
「いやぁ~、ビジュアル的にこれはかなり気色悪いなぁ…」
人間で例えると発芽中のソラマメが何個も喉の奥に貼り付いている感じでしょうか。
ご飯が美味しく食べられないこと間違いなし!!
その形状から勝手にダイズムシと命名(笑)。
本当の名前をご存知の方がおられたら教えてください。
こういうのを見ると、野生で生きるということは本当に厳しいものだと思います。
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昔、鯛を釣り上げたときに、
タイノエっていうんですかね?
それに針がかりして真鯛釣り上げたことがあります。
それって、鯛を釣ったことになるのか?
寄生虫を釣ったことになるのか?
悩みましたわ。(^_^;)
「これでなくっちゃ!」ってな感じ!
でも私は寄生虫に寄生されてその不快さを楽しむ変態マニア。
ですのでマニアとは言っても、この寄生虫の名前は知りません。。。
ところで、このシマフグのお頭は、どんな料理になったのでしょう?
無傷のアニサキスやシュードテラノーバを丸呑みしなければ、魚介類の寄生虫は大した事ない場合が多いですけど
苦手な方は視覚的に受容れ難いでしょうから、釣った魚を他人にあげる際は気にしてしまいますよね(^^;
寄生虫よりむしろキスに現れる事の多い、消毒液臭のする魚の方が危険に感じます(笑)
カルキス(カルキ臭キスの略)と呼ばれるようにキスだけと他魚に無警戒だった頃
メイチダイの其れに当たってしまった事があり、一緒に煮付けた魚共々
とても食べられない状態にしてしまった苦い思い出があります。。(^^;
殆どエイリアンですよね~。。。
釣り針にタイノエですか…。
まあ、どちらも釣り上げたということで良いのではないでしょうか(笑)?
お待たせいたしました。
なんか寄生虫に寄生されても健気に生きている生物を見ると感嘆の想いしか出ないのです。
あ、このダイズムシは初物だったので丸呑みです(←ウソです。笑)
そんな立派な名前があったのですね!!!
ありがとうございます♪
カルキスというのも初めて聞きました。
次回キスを釣った時には気を付けてみたいと思います。
ちょっとだけ体験してみたかったりして(笑)♪
こんなのが喉に居たと思うと・・・・
以前、イカの刺身食ってイカ鉤虫と言うのが下の裏に数匹くっ付いて
何じゃぁ~~お米が舌の裏にくっついてる~~となった事が( ̄▽ ̄;)
ピンセットで毟り取りましたが、虫は怖いですね~
お魚はかなり多様な寄生虫がいますよね。
その分野を研究したりしたら、すぐに新種の寄生虫が発見できたりするかも!?と思ってしまいます(笑)。