ふじと散歩。
すると最近決まってある場所で姿勢を低くし、そろそろと忍び足になる場所があるのです。

「ん、一体どうしたんだ?以前はこんな反応をしたことなかったじゃないか…」
耳をピンと立て、背中の毛は少し逆立っています。

そしてついには足も止まり、座り込んでこちらに振り返って何かを訴えます。
「どうしよう!?どうしたらいい?」そう訴えかけてきます。
ふじは意味もなくこんなことをする犬ではないので、こちらも必死に考えます。
この場所は田んぼの側の畦道で、直角になった場所を曲がった途端にこうなります。
「この先は稲穂が実った田んぼしかない。しかしここを曲がると北からの風が吹いてくるから、何かふじの嗅覚を刺激するものがあるんだろうなぁ」
稲穂を収穫していない田んぼの先にはワンコを飼っている家が数件と牛舎があります。
しかし牛舎は小さい時から何度も連れて行っているし、散歩で近寄るワンコ達はいつも匂いを嗅いでいるからそんなに反応するとは思えない。
それにここまで敏感な反応は、どちらかというと獲物(イノシシ)に出会った時の反応なんだよね。
ん~、何キロも先に豚舎があるな。
そこで何かしらの作業(畜養している豚の移動や、堆肥化している排泄物の切り返しなど)を行って、ちょうどその方向からの風に匂いが乗って来ているんだろう…。
「この先に獲物がいるんだけどどうしよう?」

いや、そういう風にアイコンタクトで何度も必死に訴えかけられても、今はどうしようも出来ないんだよね~(笑)。
「うんうん、ふじは凄いね! でも今日は猟じゃなくて普通散歩だから我慢してね」
そう言って聞かせるしか術はありません。
まああと一月で猟期だ。
猟期には思いっ切り頑張ろうね(笑)♪
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おそらく、ふじさんならば箱ワナ内のイノシシには吠えても、ブタにはそんなに反応し無さそうな感じがするのですが。
もしかすると、その辺りに大昔の財宝が埋まっているのかもしれません。
たぶん、間違いないですよ!
硬い絆ですね。
以前飼っていたうちの犬は、臭いを取ると闇雲に突っ込んでいくだけ、お互いに信用zeroでした。
なんか困っているふじの顔を見るのが面白かったりします(笑)。
本当にこの場所は遺跡が出て、発掘調査が行われました(実話)。
ふじは遺跡に反応したのかしら?
次は千両箱だ!!
遠くから漂う豚舎の匂いを嗅ぎつけて、ふじもちょっと困っていたのでしょうか?
親バカながらかわいいです♪