ハゼ釣りで残った釣り餌のゴカイを啄ばむホシノさん達。

意外に思われるかもしれませんが、まだ4羽ともご存命です(笑)。
エサを啄ばむ様子を見ながら、ふと考えます。
「そういえば風切り羽根を切っていないな。以前はさんざん苦労させられていたのに」
ホシノさん達が成長して1年目くらいに、
張り巡らせていたネットを飛び越えるようになってしまい、何度も近隣を探すことが続いたので風切り羽根をカットしたのでした。
風切り羽根は人間の髪の毛や爪のようなもので、年に一回くらい定期的に切り続ける必要があります。
しかし、思い返せば最初に切っただけでその後は切っていません。
「最初に風切り羽根をカットして二年近く経過しているはずだ…」
少し触って羽根を見てみると、きれいに生え揃っています。
鶏小屋の上には軽々と飛び上がるし、飛翔するための筋力が落ちたとも思えません。
「一体なぜ?」
ここで「ノミとコップ」の話を思い出します。
体長が2㎜ほどのノミは、30㎝ほどの高さ(実に身長の150倍)までジャンプできます。
しかしノミの上にコップを被せておくと、コップにぶつかる痛さを学習するため、取り除いてもコップの高さまでしかジャンプしなくなるそうです。
本当は能力があるのに、自分で自分の限界を決めちゃっているんだ…。
職場にもこんな若い子いるよなぁ。
失敗することを極端に恐れてばかりいるタイプの若者。
今の教育って正解ばかりを求めて、失敗することを許さないような風潮があるような気がするのは気のせいでしょうか。
すごく見所あるから検定試験の受験なんかを勧めても「いやいや、難しくて無理です無理です」ってチャレンジしない若者。
(若者ではないけれど、傍から見るとそれは私にも該当することがあるかもしれませんが…)
自分で自分の限界を決めるって怖いなぁ。
本当は実力もあってチャンスも目の前にあるんだけど、自分でその可能性を捨てていることだもんな。
「チャレンジ精神を忘れないようにしなきゃ!!」
脱走したホシノさん達を追いかけることが無くなって楽になったのも本音だけど、ちょっと淋しくなったのでした。
↓まだ食べてなかったんだ。信じられないっ(←そっち?)!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
- 関連記事
-
スポンサーサイト
いやいや、窮屈な世界に住んでいる偏屈な人間です。
是非是非遊びに来られてください!!
(サラリーマンじゃなくて、もう少し休みとか時間の自由があれば良いのですが…。涙)