「う~ん、しばらく天気が良くて波もなかったから水は澄んでいるだろうけど潮が悪いなぁ」

潜りに行く予定の日の潮汐表を見ると長潮と若潮。
満ち引きの差が少なく、一番潮が動かない日です。
潮が動かないと餌のプランクトンが流されずに小魚の活動も鈍くなり、小魚を捕食する大きな魚の活動も鈍ります。
狙う魚種にもよりますが、釣りに行くならあまり釣果が期待出来ない日です。
潜りに行く場合はどうかと言うと、やはり同様に魚たちは岩陰の奥にジッと身を潜めて魚影が少ない感じです。
逆に潮汐が大きくなり潮が動き出すと、「どこにこれだけの魚が隠れていたんだ?」というくらい魚影が濃くなる時があります。(魚が湧くと言います)
水に入ると予想通りの感じ。
「魚影が少なく寂しいなぁ…」
時折、遥か遠くに40センチオーバーの石鯛の姿が見えますが、全く近寄らせてくれません。
「まあ、こんな時は獲れるものを獲ろう」
キュウセンやコッパグロ(小さめのメジナ)、ハコフグなんかをボチボチゲット。

「お!藻の中に何か大きめの魚が動いてるな。サメ(ホシザメ?)か…。今日は獲物が少ないので湯引きでも作ろう」

長さだけは長くて62センチ。
ヤスリの様な歯で、一般的に想像するような鋭い歯ではありません。
鯛やアナゴ釣りの時も潮が止まるとサメが良く釣れるから、生態や捕食行動と何か関係あるんだろうなぁ。
熱湯をかけて表面のザラザラの鮫肌を擦って落とし、尻尾部分をスライスして湯引き。

ここまで来るとスーパーにパック詰めしているのを見たことありませんか?
酢味噌をかけていただきます。
腹身周りはシンプルに塩コショウを軽く振ってバター焼き。

サメやエイは古くなるとアンモニア臭がするので市場評価が低いですが、新しいうちはとても美味しい魚です。
クロはこの時期脂が乗って美味しいので、小さくても丁寧に刺身に引いていただきます。

ぷはぁ、美味しかった!!
満足満足♪
「魚がいない」とか言いつつもご飯のおかずには充分過ぎですね(笑)。
今日も自然の恵みに感謝です。
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砥石ですか?皮砥ですか?
ネギがつながっていない。
ハコフグ、美味しいですよね(๑'ڡ'๑)୨♡
キモも大きいし、ネギとお味噌で叩いて焼くとサイコーです♪
美味しいのですが、カミサンが喜びません。残念。
この季節なら、エイも喜ばないのです。クソ!
これは、軟骨魚類だから、骨ごとコリコリといけちゃうんですか?
ウチの方では、サメと言ったら「モウカザメ」というサメ(正式名称はネズミザメ?)を食べますね。
プライにすると、フワフワで美味しいですよ~!!
そちらの方では普通にスーパーでも売っていますよね、辛子酢みそ付きで。
残念ながら私の住んでいる地域では、そのような食習慣は有りません。
食べるには自分で釣るしかなさそうです。
でも、こっちではシュモクザメやヨシキリザメなんかも釣れたりして・・・
逆に食べられそうです。。。
使用後は洗ってすぐに拭いて乾燥させるくらいです。
余裕が出来たら「少し良い包丁を購入したいなぁ」と思っているのですが中々たどり着けません(笑)♪
でもこんなこと書くと「調理師免許も持っていないのにフグの調理なんて書いていいのか!」みたいなコメントいただいたこともありますので、ここは一つ「ニワトリのエサ」という事でお願いします(笑)。
世知辛い世の中ですよね~。。。
食べると美味しいんですけどね~♪
原因の一つは、個体が大きすぎて適量じゃないからだと思います。
私も1メートルくらいあるアカエイを見付けても、最近は獲らなくなりました(笑)。。。
逆にこの軟骨を食べるのが好きなんですよ♪
サメも色々な種類があって、大きなサメは逆に食べたことが無いんですよね~。
ビックリ!
シュモクザメやヨシキリザメ、それは海の中で出会っても恐ろしいですね!!