山に雪が降りました。

この日は山裾の標高が低い場所だったので積もらなかったのですが、標高が高い場所から来た車の屋根には15センチほど雪が積もっていたから、山頂付近は相当積もっていた感じです。
私の行く猟場では滅多に雪が積もることはありません。
猟用車にスタッドレスタイヤを装着しているしている人もいませんし、仮に雪が降っても装備として厚手のアンダーウェアを着てスパイク付きの長靴を履くくらい。
何より山は寒いし、転倒の可能性も増えるし、銃口に雪が入ったりすると暴発の危険性もあります。
雪に慣れていないので、通常は安全第一で休みになります。
しかし雪の中の猟は楽しいんですよね~。
水墨画の様な雪景色が美しいし、雪に音が吸収されるのでシンとした静寂感も良いです。
なんだかとても神聖な感じがするんですよ。
そして山に入ると雪山に居る動物たちのことに想いを巡らせます。
今から銃口を向けるかもしれない獲物の事に対して変だとは思いますが、雪の中でエサを食べたり寝屋を探している様子を思い浮かべます。
この日は寒い中2頭のイノシシに恵まれました。

解体をして山の神様祭り。

熱いお茶をすすりながら、その日にあった出来事を皆でワイワイと話します。
火にあたり、焼いたお肉を頬張ると一心地付き、今日も事故もケガもなく無事に猟を終えられたことにホッと一安心。
ふう、寒かった。
今日も自然の恵みに感謝です。
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猟師でもない人間が言う事でもないですが
山の神様に感謝するのは大事な事だと思います
事故なく怪我なくワンコの怪我なく、無事な猟期を祈ってます
私も日々の食事に感謝します
私の所属する狩猟グループはオジーちゃんばかり。
夜7時半には寝てしまう人。
膝が痛くて歩けない人。
奥さんの老々介護で途中で帰る人。などなど。
猟が終わって解体したら「しゃいなら~!」なのです。
1度でいいから、こんなのやってみたい。
いや、猟をせずにこれだけでもいいや!
素晴らしい狩猟グループですね。
獲物は獲れなくてもいいので、無事に帰ることを一番に考えています。
そして楽しければ言うことないですね。
そんな感じだと自然と獲物にも恵まれる感じですね。
でも疲れるので本当に時々はこれだけでも良い感じですが、雪でも雨の日でも出猟している私が言うことではないですね。。。