狩猟ブログなので、狩猟の記事もボチボチとアップしますね。
雨が降り、今年初めての鳥撃ちに行って来ました。
ブリタニースパニエルのジャンが死んでイングリッシュポインターのミックだけになってしまったのだけど、ミックも高齢で少し足の調子が悪いので、犬も連れずに親父と二人だけでの猟行。
「ま、キジは無理だけど鴨くらいは獲れるでしょう」
天候や時間を読み、朝一で鹿を発見して小さめの鹿をゲット。

山中の谷川で冷やし、ザッと大きな部位解体を施して残滓を埋設処理。
その後池を周り、ボチボチと鴨をゲット。

だけど何て言うかこれが面白くないんです。
今までだったらジャンやミックがラウンドして池の向こう側からこちら側に追い出してくれていたのですが、2人のどちらかが勢子役になって追い出す必要があります。
撃っても2頭の猟犬が池や川の中でも山やブッシュに落ちても半矢の獲物でもほぼ100%回収してくれるので、撃てる状況だったら躊躇なく撃っていたのですが、かなり考えながら撃つ必要がありました。
「あ、この位置で撃ったら川に流されて回収できないな」
「ちょっと遠いから半矢になる確率が高い」
なんて思うと思い切って引き金が弾けませんでした。
しかも鴨を池に落とすと一旦車に戻って釣り竿を出しての回収。
「つ、つまらん・・・」
大物猟の合間に猟犬なしで鳥撃ちをすることはあったのですが、思えば狩猟を始めて猟犬を連れずに山へ行ったのはほぼ初めてです。
キジを捜索してのポイント、撃ち落とした獲物を回収する様、大物猟では獲物を発見しての起こし鳴きから追い立てる追い鳴き、獲物を鳴き止める様子。
鳥撃ちでも大物猟でも、私の狩猟スタイルは猟犬と共に成り立つものばかりでした。
そして猟犬の働きや難しい仕事をこなした後の誇らしげな顔。
そんなことが私にとっての狩猟の楽しみの一つになっていたのだと感じさせられました。
「山へ肉を拾いに行っているような猟だなぁ…」ボソッと呟く親父。
結局この日は、親父と二人で鹿1頭と真鴨2羽、カルガモ3羽獲って2時くらいで早上がり。
まだまだ獲れそうでしたが、猟欲の深い親子共にやる気がなくなった感じです。
鳥猟については狩猟スタイルのアジャストに少し時間がかかりそうですね。
今日も自然の恵みに感謝です。
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犬と一緒に山を歩ければ猟果は二の次です。
ミックもジャンもこれだけ大事に想われて幸福者ですね、きっと喜んでますよ。
今の猟はつまらないかもしれないけど育成の楽しみいっぱいじゃないですか!!
じゃんさんの過去の記事からも、ミックやジャン、ふじとの猟の楽しさが伝わって来て、羨ましく思っていましたから。
「私の狩猟は犬と共にある」スタイルだったんだなと、改めて考えさせられました。
やっぱりワンコと一緒の狩猟は楽しいですね♪
だいぶん体も大きくなりました。
ただカヤとモリ以外に、鳥猟犬を飼って仕込む時間もないのが現状です。
でもやっぱり鳥撃ちもしているので鳥犬も欲しいですね~。
それが自分が手塩にかけて育てた猟犬なら尚更ですね♪
いないと寂しい・・・・・
今は、仲間とクマ猟なので連れて行かないけど、寂しそうにしてる
家族がいなくなると・・・・寂しいなぁ~~
気持ちわかるよ~~~(´;ω;`)
そうなんですよ、いきなり家族(&仲間)がいなくなっちゃったもんで、淋しくてたまりません。
頑張ります!!