お食事中の皆様、申し訳ございません。
ちょっとアレな画像をアップしています。
これは鹿の胃袋。

トライプ(反芻動物の胃袋の総称)というのだそうです。
「食事として与えると犬の健康維持にとっても良い。子犬の成長期だと尚更」
と友達に教えてもらっていたのですが躊躇していました。
なぜなら昔食べたことがあって、その時の強烈な青臭さが思い起こされるからです。
どんなに塩で揉んだり、茹でて表面を削いだりしても青臭さは消えずギブアップ。
「でも牛の胃袋はハチノスとかギアラとかセンマイとして出回っているけどなぁ」
と思って調べてみると、漂白剤に近い食品添加物で処理しているようです。
それ以来手を付けたことはなかったのですが、子犬の体調管理に抜群の効果があると知り、ふじを飼い始めた時から与えています。
そして今はカヤとモリが成長盛りなので今猟期もせっせと持ち帰って与えています。
処理方法としては鹿の胃袋を切り裂き、ザっと内容物を出します。
内容物がビタミンなどの補給になるので、洗ったりせず軽く落とすだけ。
鹿の胃袋の中身は青草なので、天然の青汁と言った感じでしょうか。
これは親父に処理を頼んで洗い過ぎたもの。(きっと臭かったのだと思います)

食べやすい大きさにカットして与えます。
切ったところの写真ですが、ホルモン系好きには普通に美味しそうですね♪
だけどこれが相当にくさいんですよ(笑)。
本当に鼻摘まんで口で息しながらの作業になります。
で、これをカヤとモリに与えてみます。

我先にと争って超ガッツリ食い付きます!
犬って鼻が良いはずなのに、その食い付き具合にちょっと驚くほどです。
「そっかあ、狼でもライオンでも肉食獣は腸(はらわた)から食べるもんな。嗜好性の違いから犬にとっては大ご馳走なんだろうね」
だけど食べたばっかりの口でオレの口を舐めるのは臭いんで止めてね(笑)。
内容物の匂いを嗅いだ、元歯科衛生士の人に言わせると
「歯周病患者の患者さんの中には歯茎に膿が溜まっていることがあって、それが破れて出てくるとこんな匂いがする」
とのこと。
そうなんですね・・・。
くさいはずだ。。。
今日も自然の恵みに感謝です。
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確かにこれって強烈なニオイですよね~。
シカの食性を調べるために何度か胃内容物を確認したことがありますが、私はいつもこのニオイでリバースしそうになって涙目になります。
でも、そんな効果があるのなら是非ともチャレンジしてみたいと思います。
(確かにその口で舐められるのはキツイけど)
じゃんさん、そんなこと言ってるようじゃムツゴロウさんには成れませんよ!(私は無理ですスイマセン)
でもこの匂い、犬たちは大好きなんですよね。
準備をしているだけで「キュ~ン、キュ~ン!」と外で鳴いています。
食べる時はものすごい勢いでガッつきます。
ちなみにネットで調べたらかなりのお値段です(笑)。
私の顔はいつも天然青汁パック(イノシシ・鹿エキス入り)でテカテカしています(笑)♪
写真では本当に美味そうなんですけどね~
ちなみにその歯周病の話、伊丹十蔵監督の映画「たんぽぽ」(だったと思います・・・)でその膿の話が出てきました。スンゴク臭いとという描写でしたよ。
そう、この洗い過ぎたトライプの写真見て「美味そう!」と思ってしまいました(笑)。
でも臭いんですよね~。
そのうちに何とか美味しい料理方法を編み出そうと思っています。
それにしても、モリのこの顔!美味しそうに食べてますね~。
目がキラキラして可愛いです。
そう、見た目は美味そうなんですよ!
それだけに「惜しい!!」って感じです(笑)。
ワンコは大好きなんですよね~♪
次亜塩素酸ナトリウムに漬けるまではしたくないですし…。
まあでも子犬たちが喜んで食べてくれるので、それだけで大満足です♪