今日も大物猟。
見切り(イノシシがどこの山に潜んでいるかの捜索)をすると、「ヌタ場」というイノシシが泥浴びをする場所に明らかに使用した跡があります。

足跡からしてもかなりの大物。

イノシシは体に付いたダニなどを落とすために、泥浴びをする習性があります。
そのヌタ場を使った跡が真新しいと、近くの山に潜んでいるのです。
近くの立ち木には泥をこすりつけた跡が。

この泥の高さで獲物の大体の大きさがわかります。
すぐにその山を囲んで1ラウンド目。

待ち場へと進むベテランハンター達。
その後を付いて行くヘナチョコハンター(私のことね)。
山を挟んで、こちら側ではここが本命という待ちにつかせてもらいます。
谷底を挟んで正面からくる獣道。
待っている場所から20メートルの地点で獣道の藪がひらけてヌタ場近くの土の上になります。
その途中、谷底近くで右に向かう分岐点あり。
獣道の分岐点まで17メートル。
イノシシが右手に走ったら詰めの射撃手がいます。
「よっしゃ、今日こそはっ!!」
射撃手が待ちに付き、勢子が犬を入れるとすぐに「イノシシが出た」という情報。
しばらくは反対方向を逃走したあと
「そっちに向かってるよっ」
と連絡。
獣道に狙いを付けて静止。
「来たっ!」
デカいっ!80キロ近くありそうなイノシシ。
17メートルの獣道の分岐地点で2発発砲。
「当たらないっ!」
そのままこちらの正面の獣道に進んで来ます。
残り弾はあと1発…。
この1発にかけます(汗)。
「ギリギリまで引きつけちゃる!」
獣道が一番近くなり、イノシシが真横を向く7メートルの地点。
「ここだっ!」
発砲っ っっ!!
「は、外れたっっっ!!」
いやー、当たらないものだなぁ。 こんな至近距離で…。
皆さんからは
「初めてでそれだけ冷静に見れてて、3発撃ちかけられればたいしたもん。
たいていそれだけデカイのが来ると、びびって撃つこともできないよ」
と慰められましたが。。。
くそっ。
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